つまらない作品が高評価だと思ったら
たまに見かけるWEB小説の意見に『つまらない作品が高評価』と言うものがあります。そう言う主張をする人は、個人的に好みに合わないだけなのに、大勢の人がそう思っている的な書き方をしがちなんですな。
だが少し待って欲しい。その作品は『本当につまらない』のかと。
WEB小説の読者だって馬鹿じゃあありません。つまらない作品を延々と読む人なんていないのです。読み専のプロ(?)はつまらないと感じたらすぐにブラウザバックします。執着しないんです。切り替えが早いんです。
そんな過酷な環境でつまらない作品が高評価になるでしょうか? 答えは否です。つまらなければ埋もれるだけです。評価が高いのは高いだけの理由があり、そこを分析出来ないようではそのサイトでの高評価作は書けない事でしょう。
自作が評価されないのは読者が悪いとでも言いたげな『つまらない作品が高評価』ですが、マジでそう考えているのなら別のサイトを利用して欲しいですね。小説投稿サイトなんて星の数くらいあるんですから、きっと自分の好きな作品が高評価を得ているところもあるはずです。
どのサイトに行ってもつまらない作品が高評価なのだと感じたなら仕方ありません。自分のサイトを立ち上げてそこで作品を発表するか、公募オンリーになりましょう。
大体『つまらない作品が高評価』と公言するのはそのサイトの作者の読者も見下げている事になります。そんな失礼な人、こっちから願い下げですよ。自分がつまらないと感じる要素は分析出来ても、何故これが受けているかの分析が出来ていません。
全体的につまらないと感じるような作品でも、その中にキラリと光る部分があったから読まれているんです。その光る部分は何と言う事が分かれば、それを自作に活かせるようになれば、きっと読まれる作品が出来上がるはずです。
つまらないと思った時点で思考を停止したんじゃ、いつまで経っても成長はしません。ずっと考え続け、答えを探す事。その答えが正しいのか試してみる事。それが出来る人が高評価作品を書ける人なんじゃないかと思います。
人気作より自作の方が面白いはずだと嫉妬して、人気作を無視するのは勿体ないです。分析が出来れば、もっと読まれる作品も書けるようになるかもですのに。
前提は『読まれる作品は読者の心を掴んでいる』です。つまらない訳がないんです。サイトごと人気作の傾向は違いますから、居心地が悪ければ引っ越しをお願いしたいですね。ずっと不満を抱きながら活動をされても、お互いにストレスが溜まるばかりですから。
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