新人賞を獲る攻略法

 最近の私は有隣堂のユーチューブ動画を見るのにハマっているのですが、初めから見ていくと、この動画で小説家を取り上げたのは中山七里先生が最初じゃなかった事が分かりました。一番最初に取り上げられたのは第19回『このミス大賞』を受賞した新人作家の亜新川帆立先生だったんです。

 で、新川先生の動画も結構興味深かったのでここで紹介しますね。


 話題の新刊『元彼の遺言状』の著者が登場!新人作家の世界

 https://www.youtube.com/watch?v=r0e218zXqWY


 こちらの動画は新川先生の自己紹介と書籍の紹介的な動画になっています。この動画だけでも結構面白いのですけど、続きがあるんですね。その続きの動画が今回のノートのタイトルになっている新人賞を獲る攻略法になっています。


 【たった5つ】新人賞を獲る攻略法 新人作家の世界②

 https://www.youtube.com/watch?v=mRG_3oLpDnY


 この動画で言及しているのは『このミステリーがすごい!』大賞を受賞する方法になります。ですが、普通の小説にも当てはまる要素が多いので、行き詰まっている人にはいい刺激になるのではないかなと。

 ミステリで賞取りたい人だったら、もうむちゃくちゃピッタンコですよ。


 詳しくは動画を見てもらうとしてですね、この動画で出てくる5つの要素、これを書き出してみましょ。


 1.キャラを立てる

 2.華やかにする

 3.魅力的な謎

 4.新しい設定・新しい素材

 5.現代的なテーマを入れる


 ミステリ大賞の攻略法なので『魅力的な謎』が入ってますけど、普通の作品の場合は魅力的な伏線と言い換えればいいのかな。考えてみれば大抵の物語には謎がありますし、そう考えたらミステリじゃなくても魅力的な謎は大事なのかも。


 では、各項目を簡単に解説。


 1.キャラを立てる

 魅力的なキャラを作ろうって事ですね。地味で印象に残らないようないのはダメ。

 2.華やかにする

 派手な話にすると言う事ですね。色々規格外な展開をするくらいがいいようです。

 3.魅力的な謎

 これは一体どう言う事なんだ? と思わせるような謎で読者を引きつけよう。

 4.新しい設定・新しい素材

 まだあまり知られていない設定とか新しい素材を駆使しましょう。

 5.現代的なテーマを入れる

 使い古されたテーマは埋もれてしまうので、まだ浸透していないテーマを入れる。


 5つの項目を読んだだけだと、そのくらいもう知ってるよって人も多いかも知れません。ただ、動画では具体的な例を出して説明してくれるので、結構分かりやすいんじゃないかなと思います。7分くらいの動画なのでサラッと見て欲しいですね。

 動画では尺の関係で結構カットしていると思うので、この動画だけでもノーカットで見たいところですな。


 新人賞やコンテストで入賞を狙う人は2番目の動画は是非見てみてくださいね。何かしらの気付きがあるのではないかと思います。私もしっかり参考にして腕を磨いていきたいところでございますですヨ。

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