オカルト知識はネタの宝庫!

 物語のジャンルは様々ありますけど、不思議な現象を取り上げたファンタジーな作品も多いですよね。そう言う物語を書く時に知っていると便利なのがオカルトやスピ的な知識です。庵野監督は押井監督から旧約聖書を勧められたと言うエピソードも割と界隈では有名ですよね。

 これはキリスト教の布教ではなく、ネタとしてです。エヴァにキリスト教関連の言葉が多いのはそのためかも知れません。それっぽいワードが旧約聖書には多いんですね。


 今はネット社会ですし、検索ワードさえ思いつければ様々な情報が簡単に手に入ります。まさにネットの海は広大と言う訳ですね。オカルトやスピの事も、小説のネタに使う程度ならネット辞書の記述を参考にするだけである程度は書けるのではないでしょうか。

 ネット情報の弱点は、求めるものが具体的でない場合に欲しい情報に辿り着けない可能性がある事くらいです。そこは仕方ないですよね。


 物語の設定にそう言うアレな情報を組み込む時、何もその情報をそのまま取り入れなくてはいけないと言う事はありません。物語のネタに使えそうなものをアレンジして使ってもいいんです。本来の意味と変わったって構いません。響きのいい用語を技の名前にだけ使ってもいいんです。


 個人的には、スピ用語を正しい意味でガンガンに取り入れた作品を書きたいとも思っています。ちゃんと書けたなら、それはそれで需要はありそうな気がするんですよ。設定だけ良くても物語がつまらなければPVも稼げないでしょうけどね。


 スピやオカルトと言えば、メジャーなものはキリスト教関連、陰謀論関連、秘密結社関連でしょうか。日本は仏教国ですけど、あんまり仏教系の設定を生かした話ってメジャーなものでは思いつきませんね。孔雀王くらいかな? そうそう、人気と言えば陰陽道。特に安倍晴明の人気は別格ですよね。


 マニアックなもので言えば古神道、古史古伝、キリスト教以外の各地の宗教系のもの、マヤの予言とか旧世代の文明……あ、アトランティスはメジャーですね。シャンバラやアガルタなどの地下世界の話はマニアックな方になるのかな。


 最新のその手の情報になると、チャネリング関係の宇宙人情報やらDSやらマンデラエフェクト、マッドフラット情報とかがいいネタになりそうです。普通に触れたらヤバいウィルスの話題も、創作に落とし込めばネタとして消費出来ますしね。過去にいくつもその手の話は書かれておりますし。


 自作で一番PVを稼いでいるのがスピ日記と言うのも、この手の情報が好きな人がそれだけ多いと言う証拠でしょう。いかがわしくて現代科学で証明されていない情報ってワクワクしますよね。創作のネタにもぴったりです。

 これ系は正しくなくても責められないと言うのもいいな。最近は〇〇警察がやたらと多くて、下手な事を書くとすぐに突っ込まれますからねぇ。いやはや……。

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