自薦が苦手マン

 えっと、私、自虐が好きでございましょう?

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881340840/episodes/1177354054898314673

 なのでですね、必然的に自薦が苦手なのです。ですですですです……(残響音含む)。


 たまに見かける言葉に「拙作と言う言葉が嫌い! 自分の作品に胸を張れないなんて嫌だ!」って言うのがありますが、そう言う人は自己アピールで自分の長所をビシバシと主張出来る人だと思うんです。私、無理です。長所なんてないですもん。

 短所ならもうね、スラスラと暗記したみたいに出てきますよ。自分のダメさ加減が嫌になります。嫌になりつつも直す気がないのが更にダメなんですよね。ダメだこりゃ……。


 話を戻しますが、私は拙作と言う言葉、大好きです。実際、自分の言葉を駄文と思っていますからね。こんな駄文なんて読んじゃっていいの? 何の役にも立たないけどいいの? って思っちゃってます。昔のツイッターと一緒ですよね。

 いや、今でも割とその感覚の人は多いとは思いますけど。


 宝探しに近いのかな。「ここにいい言葉があるよ! みんな見て!」って言うより、「うへへ。こんなところで喋ったやったぜ。誰にも気付かれんだろうけどな。うへへ」みたいな。うーん、陰湿ですな。隠すのが宝ではないのが、宝探しの仕掛け人との大きな違いですよ。

 けど、見つかって欲しいけど見つかっちゃダメーみたいなジレンマは近い気もします。


 あ、話を自薦に戻しますね。私、単純に「私の作品はここがすごいので読んでください!」って言うのが出来んのです。

 そもそも、自作に自信がありません。一応勢いに任せて書いたけど、面白い作品は他にあるから別に読まなくていいよ。ただの自己紹介的なやつで載せてるだけ。自分はこう言う趣味があるよってだけだから。って言う言い訳をしながら作品を公開しています。


 どこまで行っても自己満足ですよ。そりゃ読まれたら嬉しいですけど。どんなに頑張ったってどんなに工夫したって世の中には絶対それ以上の人がいますからね。そう思うと、全く胸は張れません。これが今の自分の精一杯です、くらいは言えますけど。

 そう、いつだって比べるのは過去の自分です。自作過去作と比べたら少しは胸が張れる場合もあるのかなと。そんなの、どんぐりの背比べですがな……。


 まぁ、性格ですよね、ええ。今回も内容が暗くてごめんなさい。暗い暗いと思ったら自分から火をつけて明るくしなきゃとは思うのですけど、どちらかと言うと、付いていたろうそくを消したくなってしまう性分なのです。自分、闇の眷属なのでしゃーない。


 って言うか、古来から日本人って遠慮の民族だったでしょう。私はそう言う古いタイプなだけなのですよ。ほら、出る杭は打たれますからね。実力に応じた態度を取るのが処世術ってやつですわ。出世はしてませんけどね!

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