割りに合わないって何?
ある日ツイッターを見ていたら、これだけ努力して評価が思わしくなかったら割に合わんみたいなつぶやきがあったんですよ。いやまぁプロならそう言うのも分からなくもないのですけどね、素人小説でそれはどうなん? と思ったんですよ。
素人小説は趣味じゃないですか。どこまで行っても自己満足の世界。ならば、作品が完成した時点で完結するべきだとね、ボカァ思うんだなぁ。そっから先は制御出来ない領域ですよ。割に合う合わんの話じゃないでしょう。ただ、結果と言う審判が下されるだけの話です。
執筆に10時間かけようが、3日徹夜しようが、出来が良い悪いに直結はしません。内容が全て。評価が低かったら、作品がその程度だったって事じゃないですか。その事実が分かっただけで一歩進めたじゃないですか。
そこで割に合う合わんは違うんじゃないの? って思うんですよね。
特に努力もせず、何も悩まずにサラサラ適当に書いただけでも、それが面白かったら受ける世界なんです、創作って。飲んだ勢いで書いたのが高評価、それが通る世界なんですよ。努力が報われないとは言わないけど、報われるとは限らないのがこの世界でしょう。
そう言う世界で、かけた労力分の評価は欲しいとかね、何を言ってるんだなって話ですよ。労力関係あるかいと。クオリティが全てだと。
評価される系のものはさ、評価する側が全てなんよね。評価が悪かったら評価した側を批判しても仕方ない。と言うか、意味がない。するなら自分を批判するべきだって思う訳だわ。ま、これは飽くまでも趣味の領域の場合での話ですけど。
そう、趣味はどこまでも自己満足であるべきだと。全く読まれなくても、それは自分以外の誰もせいでもないと。
例えばすごい頑張ってプラモを作ったとしますわな。完成しただけでもう目的は達成してるじゃないですか。それを写真に撮ってネットに上げたら反響がほぼなかった。これでは割に合わん。そう言ってるようなものじゃないですか。
趣味の小説なんて、好きに書いて好きに上げてるだけですよ。書いてって依頼されたものでも、書けって命令されたものでもない。WEB小説は勝手に書いて押し付けてドヤって言ってるだけの世界なんです。まずはそこを自覚しないとね。
俺の料理がまずいのは、俺の料理をまずいと言う客のせいだって言ってるようなものですよ? そう言いかえると変だって分かりますよね。分かって欲しいいい!
ま、そんな感じで、今回は趣味の小説は完成した時点で自己満足。評価の良し悪しはその結果と言うだけ。結果をまずは受け入れるべきなんだよなと言う話なのでした。
俺様の作品の面白さをお前らは分かってねぇぇぇ! て叫ぶのもまた心情的に分からんではないですけどね。それに対しては、面白くねええのはつまらんからだあああ! って返ってくるだけなんじゃないかな。以上でっす。
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