書きたいものを書いていたなら読まれないのも仕方ないのかも

 私、改めて考えてみたんですよね。皆さん読まれるために頑張って、研究して、試行錯誤して、少しでも面白いものを書こうと日々研鑽している訳です。そう言う人が大勢作品を公開している中で、好き勝手に気楽に書いている私の作品が読まれないのも当然じゃあないかと。


 プロ級の作品が並ぶ中で落書きがあったら誰だって見向きもしませんよね。みんな読まれない読まれないと言いながら、その基準はバラバラです。多分その人の過去の最大ヒット作品が基準になっていたりするんでしょうね。

 PV100で喜ぶ人もいればPV10000に意気消沈する人もいる。その幅の大きさに私は投稿する人の幅の広さを感じています。


 本当、好き勝手書いて人気を得られるならこれほど幸せな事はありません。そう言う人もきっと中にはいるのでしょうけど、多くの人は考えに考えて文章を削除したり、追加したり、何度も推敲したりしているものだと思います。

 特にプロを目指す人とかはストイックに自分の文章と向き合っている事でしょう。


 安易に売れ線を目指しているだけのように見えて実は緻密に計算されていたりとか、そう言う裏側は作者が敢えてバラさない限りは分からないものです。氷山はその大部分が海の中に沈んでいるんです。優雅に泳ぐ水鳥は水面下で必死に水を掻いています。

 読まれている作品を見て読者がその理由を色々想像するのは勝手ですけど、多くの作品の場合、決して楽に書かれたものではないでしょう。


 作品に打ち込めば必ずその結果が出るとは限らないのが難しいところですが、何かのコツさえ掴めればその効果が現れるのは間違いないようです。そう言う発言を色んな場所で見てきました。効果と言ってもその揺れ幅もまた大きいのですが(汗)。


 そんな切磋琢磨している中で、私はただ妄想を形にして遊んでいるだけ。それで今の評価を得ているのだから有り難い話ですヨ。特に努力も苦労もしていないんですもん。


 面白い作品があったら純粋に楽しめればそれでいいのですけど、自分がそう感じなくてもヒットしている作品を見てあれこれ邪推するのはやめようと思います。それはきっと自分の感性が合わないだけですから。

 その人はその方向性で読者を掴んだ、その方向性を研究した結果だと。自分の感性は何だかんだ言って自分の年齢に沿っていますからね。


 つまりは受けてる作品はみんなリスペクトと言う事で。そんな中で私はこれからも好きに書いて好きに読んでいこうと思います。たまに驚いたり嬉しがったりしながら。

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