作品のためには嫌な性格のキャラも出そう
まぁ、当然の話ではあるんですけど。正義の味方を目立たせるのは対抗する悪が凶悪でないといけないですよね。悪がとんでもない悪党だからこそ、それを倒すヒーローがかっこよくなる。悪党の描写に関して作者的には拒否したくなる行為をどんどんさせないといけない。
実はこれって慣れない内は中々筆の進まない行為だと思うんです。悪党の描写だけの問題じゃなくて、色んな性格のキャラクターを出す時、自分の普段の主義と違うキャラも出さないと広がりを持たせられないですよね。
例えばそのキャラの好物に作者の嫌いな食材が好きなキャラを出す。これだけの事でも慣れないと描写が難しい。作者にとってキャラは自分の子供だからついつい自分の好きなモノを反映させがちになる。そして自分の嫌いな行動は取らせないようにしがち。いや、これは創作初心者の場合の話ですけど。
色んなキャラが出た方が話に広がりが持てるし、読んでいる方も楽しいもの。だから同じ性格のキャラが大量発生しているような作品にならないように心がけるべきなんですよね。
自分のしたい願望を体現したキャラと素の自分の近いキャラ、これらは結構想像しやすいし動かしやすいと思うけど、理解出来ないようなキャラや嫌悪するキャラも自在に書けてこそ創作者と言えるのかも。
実は今回の話、今の私の努力目標なんです。色んなキャラを創出するために自分の殻を破らないと!いやはや、まだまだ先は長いです(汗)。
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