キミの色に染まったら?

影炎

第1話 無色の自分

なにもなく生きていくなかで、流れにまかせて自分は生きてきたほうだろう...

そんなこんなの俺は栗原 空くりはら そらというものだ。


「なんで世の中こんなに色があるんだよ。 多すぎなんだよ...」


上を見ながらつぶやく。

なぜ、こんなに色がなくてもいいのかと思っているかというと少し長い話になる。

あぁ、自分の名前が空という名前だからという理由も少しあったりもするが、少し違う。

ここまでに至ったのは一人の女の子に会ったことからこのようなことがおきている。

それまでの経緯を語ろうじゃないか。

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