低予算アニメは短期納期アニメ?
アニメを見ていると、たまにすごくクオリティの低い作品にあたります。キャラクターが雑だったり、デッサンがおかしかったり、アングルが平凡だったり、アクションが止め絵でごまかされていたり。こう言う作品を一般的には低予算アニメと呼びます。
そうして、そう言う低予算アニメはラノベ原作アニメである事が多いです。これ、何故なんでしょうね。勿論、お金と手間をかけたラノベアニメもありますけど。
私ね、週刊少年チャンピオンで連載している(※執筆時)『もういっぽん!』と言う作品がアニメ化するって話が出た時にすごく喜んだんですよ。しかし、アニメ化の一報の後はずっと音沙汰がなかったんです。もしかして企画が途中で流れちゃったんじゃないの? って不安になってようやく続報が流れてきたんですね。
と言う訳で、普通(?)の作品って作るのにすごく時間がかかります。『ぼっち・ざ・ろっく!』も放送は2022年の10月からですけど、企画が動いたのは2019年の6月のようですし。
で、話を低予算アニメに戻します。低予算アニメはもしかしたら納期が短いのかなと思ったんですよね。納期が短いからちゃんとした作画が出来ない。納期が短いから凝ったアングルやアクションを描けない。納期が短いから予算も少なくて済む。全てが繋がります。
勿論、予算が少ないから納期を伸ばせない。納期を伸ばせないから楽な作画にするしかない。キャラ崩れしていてもそのまま出すしかないと言う流れかもですが。
何故ラノベアニメばかりそう言う事になっているのか。ここで納期の話が出てくるのですけど、ラノベって漫画より売れ続ける寿命が短いんじゃないかな。売れている旬の時期にアニメにする事が大事で、それがゆっくりと作っていられない状況になっているのではないかと考えたんですよ。
出来るだけ早くアニメにして欲しいと制作陣が考えているから、必要最低限クオリティのアニメになってしまっているんじゃないのかなと。
勿論これは私が勝手に想像しただけの話で、真実は全然違うかも知れません。だから個人の意見として受け取って欲しいと思います。
実際のところはどうなのでしょうねえ。低クオリティアニメは評価も低くなりがちであまり見てもらえませんので、作るべきではないと思うのですが……。
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