前のエピソード――境界戦機

　この作品はオリジナルアニメですね。今期アニメはやたら日本が大変な目に遭う話が多いのですが、この作品もそのパターンです。そしてこの作品のテーマはヒーロー。オタク文化が否定された世界で、オタクでもいいじゃないかと主張する作品になっております。こう言うテーマもかなりテンプレと化しておりますねえ。

　流し見で世界観がよく分からなまま見ていたのですが、記事を書くに当たりネット辞書を確認して大まかな世界観は分かってきました。すごくざっくりと言うと日本の上空に真国日本と言う並行世界の日本が現れて、日本を侵略したのが作品の舞台のようです。真国の方の日本はクソ真面目でオタク文化が発展しなかった世界のようですね。まぁ後はお約束の流れと言う事で。

　書き忘れていましたけど、この作品はロボアニメです。ロボの系統は魔神英雄伝ワタルとかグランゾートとか、あの系統のやつです。キャット忍伝てやんでいみたいな感じのデザインと言えばいいかな。それが通じるのも４０代くらいでしょうけど（汗）。

　電池少女のと言うのは、そのロボの動力源。生身の女の子なんですけどね。その女の子が熱血する事によって、ロボがパワーアップするんですよ。そう言う精神力依存なロボなんですね。

　面白いかどうかですが、個人的に言わせてもらうとフツーです。この手の話を初めて見たなら面白いッ！　って手放しで喜んでいたところですけど、よくあるパターンの二番煎じのツギハギっぽい感じですからね。オタクの復権がテーマなので、逆にこのパターンでいいような気はしますけど。

　とは言え、この感想もまだ序盤だからかも知れません。話が進むごとにこの話ならではの面白さが出てくるのかも。

　アニメのクオリティも標準的な感じですね。むっちゃすごい訳でもむっちゃだめな訳でもない。ゴールデンタイムアニメレベルのクオリティです。この辺りもフツーですね。まぁでもこの内容に相応しいクオリティじゃないかな。クオリティの事を考えずに見られますしね。むしろ高クオリティかも知れません。声優さんもキャラに合ってますし、ストレスは感じませんね。背景もいい感じです。

　と言う訳で、このアニメはギャグロボ系の話が好きな人にオススメです。私はこの系統の話は好きな方なので、普通に楽しく見ておりますよ。まぁＰＶ見て気に入った人なら楽しめるかと思います。今後、もっともっと面白くなっていきますように。