日々徒然趣味日記

おちこぼれフルーツタルト

　この作品は深夜アニメで１ジャンルを築いているきららアニメですね。きらら系の雑誌に連載されている漫画原作のアニメをこう呼びます。日常系の話が多いのですが、たまにスポーツモノやらホラーなんかもあったりして侮れません。とは言え、基本的に日常モノが多いのですけど。

　後、女の子だけが活躍するものが多いと言うのも特徴ですね。男性も一緒に活躍するきららアニメって『ブレンド・Ｓ』くらいしか思い浮かびません。他にもあるのかな？

　と言った前情報を踏まえて本作の感想に移りますが、この作品のテーマはアイドルです。崖っぷちアイドル。だから落ちこぼれなのですね。私はアイカツが始まった頃にアイドルアニメに興味を持って、その頃は見られる環境のほとんどのアイドルアニメを見ていたのですけど、今はそうでもないんですよね。応援していたローカルアイドルが全員卒業してしまったのもあるのかも知れません。

　最近ハマったアイドルアニメって推し武道くらいのものです。あれはいい作品じゃった……（遠い目）。

　そんなアイドルアニメから距離を置いた私が久々にこの作品を視聴しているのは、きらら作品だったと言うのもありますし、原作勢のこの作品の感想に興味を持ったからです。

　どうやらこの作品、話が進むにつれてすっごく暴走していくそうなんですよ。王道の展開ではないようなんですよね。そう言う情報を耳に挟んだら、気になるじゃないですか。

　と言う訳で、その暴走っぷりを確認するために見ております。登場する主人公の所属するアイドルユニットは４人（後に５人）で、主人公を除いてはアイドル以前に別の肩書を持った美少女達。モデルや子役やミュージシャンとして仕事をしていたのですが、仕事が取れないと言う事でアイドルをやらさせる経緯になっております。

　この作品の魅力はキャラの可愛さとあざとい戦略ですね。作風がちょいエロ路線に振っている感じで、ＥＤのキャラの描写とか青少年を誘惑させすぎなのです。なるほど、これは深夜アニメですわ。

　特に一番プロポーションの良い前原　仁菜は頻繁に胸が揺れるので、それ目当てに見ている人も多そうです。作品には胸の薄い子から大きい子までいるので、どんなニーズにも応えられますよっ。

　ノリもいいし明るい話なので、肩の力を抜いて楽しめます。崖っぷちの落ちこぼれと言う設定ですけど、そう言う作品にありがちな悲壮感もあんまりないですからね。アイドルとしてトップに上り詰めていく、みたいな雰囲気もないですし。取り敢えずアイドルとして生活出来るくらい人気になればいいや的なゆるさなので。

　アイドルのリアルさで言えば、今のところはあんまりリアルな部分はありません。レッスンシーンの描写もありませんしね。今後は描写されるのかもですが。

　でもいいんです。これはきららアニメなので。そう言うところを割り切れて楽しめる人にオススメかな。