マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

 この作品はまどマギの外伝のスマホゲーが原作です。私はまどマギも未見ならゲームも未プレイ。よってこの作品が初めてのまどマギなんですよね。

 何故名作なのに知らないのかと言えば、本編放送時、地元のネット環境がよろしくなかったから。田舎だから都会の番組を見るにはネットに頼るしかなかったんじゃよ。今は光回線が開通したのでアニメ見放題。嬉しい悲鳴ですじゃね。


 私のまどマギの知識と言えば3話でマミさんがマミられるのと、キュゥべえがろくでもない存在だって言う事くらい。いずれもネットで流れてきた情報を目にしただけです(汗)。

 この外伝では脚本に虚淵玄氏が関わっていないと言う事で、シナリオ的にマミさんショックみたいな心配をしてくていいのかなと思いながら見ております。今のところ、確かにそこまでショッキングな展開にはなっておりませんね。油断は禁物なのかもですが。


 未見だったのでおっかなびっくり見ているのですが、この作品ってすごくウテナっぽいですナ。ウテナっぽいっていうか演劇っぽい。本作にJ・A・シーザー氏も関わっておりますので、ますますウテナっぽいって言うか。まどマギもこう言う感じなのでしょうか? いいですよね。こう言う作風。

 噂のイヌカレー空間もすっごくシュールな感じで癖になりそうです。イヌカレーと言えば、今回のマギアレコードの監督なのですよね。監督の才能もあるなんてすごいなぁ。


 ストーリーの方は外伝だけあってまどマギを知らなくても何とか分かる感じになっていますね。ソウルジェムとか、その辺りは何となく雰囲気で理解しておりますが。魔法少女が最終的に倒すべきラスボスとかいるんでしょうか? 

 今回の話の場合、いろはが妹を見つけて終わる感じなのかな。話が割とゆっくり目に進むので、1クール終わるまでそこまで行くのかなという感じですが、きっと助けて大団円だと思いたいです。


 戦闘シーンに一番の特徴があるこの作品ですけど、少女達の抱える悩みとか、救いとか、そう言う心理描写もまた丁寧に描かれていて、そこに演劇風描写がピッタリマッチしているように感じます。悩み多き思春期ですねぇ。


 背景、作画、演出、そのどれもが素晴らしいクオリティなので、毎週とても楽しみに見ております。話の半分くらいしか理解出来ていないかもですが、それでも楽しいですね。

 本編は伝説になりましたけど、この外伝が多くの人の心に残るかどうか、最後まで見守っていきたいと思います。

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