2018夏に終了アニメを振り返って

 2018夏アニメが終わって一ヶ月が経とうとしていますね。と、言う訳で遅くなりましたが、私が見た各作品の感想を一言ずつざっと語ると言う例の企画を始めたいと思います。


 あそびあそばせ


 オープニングの可愛い美少女達はいなかった、いいね? そう言う作品でした(汗)。全体的に狂気に満ちていましたけど、特に実写小物が出てくる回の狂気度は最高に狂っていて素晴らしかったです。


 アンゴルモア 元寇合戦記


 史実が元になっているだけに、予想通りのクライマックスでした。原作は九州編に入っているとの事で、あの余裕たっぷりの元の軍勢を追い払ったシーンをいつかアニメでも見てみたい気がします。一所懸命と言う言葉が心に残りました。


 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術


 エロいっ! エロくて素晴らしかったですね。こう言う作品は作画が命なのですが、気合い入りまくりで文句のつけようがなかったです。ストーリーはラノベですし、ええ。細かい事は気にしちゃダメですゾ。


 オーバーロードIII


 アインズ様がどんどん人間の感情をなくしていく姿が淋しいと言うか悲しいと言うか……。人外プレイに磨きがかかったと言う印象です。いつも人外に囲まれていたらああなっちゃうものなのかも知れませんなぁ。前半の丁寧な描写に配して後半がちょっと雑なような……と言う二期と同じ印象を持ちました。スケールが大きくなるから仕方がない気もしますけど。


 殺戮の天使


 ゲームが原作のシュールホラーアニメ。実は16話だとは知りませんでした。最終話(※執筆時)を残していますが、ここまでの流れで言うときっとハッピーエンドではないのでしょう。逆にハッピーエンドにしたりして。まさかね。死んだと思っていた人が平気で生きていたりと物語のためには整合性などあってないような作品でしたけど、ホラーなら許されるんですよね、これ。


 七星のスバル


 ゲームのスキルが現実でも使えるんだよ。だからヒロインの力は運営(?)が美味しく利用しちゃうね。と言う内容の作品。途中で終わった感がすごい。放送中にプロデューサーが捕まっちゃったりと変な方向でも話題になってしまいましたね。私は嫌いじゃなかったですよ。


 少女☆歌劇 レヴュースタァライト


 もうね、この作品を一言で言うと、「分かります」しかありません。女の子2人の熱い情熱が奇跡を起こしましたよと言う一話を見た時から予想されたエンディングに素直に辿り着きました。キリンのインパクト以上のものがなかったのは少し残念。バトルシーン、特に最終回のラストバトルとか本当に素晴らしかったです。


 進撃の巨人 Season 3


 最終回のエンドロールが怖かった! ああ言う演出は控えて欲しいです、心臓に悪いから(汗)。物語は進撃だけあって間違いなかったですね。4月からの続きも楽しみです。


 重神機パンドーラ


 進化と量子力学とロボとパンドラの箱、全部混ぜたら混沌が産まれました。どこかに明るさのあったアクエリオンと比べたら、常にどこかに暗さがつきまとっていましたね。最後にみんなが家族になったところが印象的でした。家族契約って大事ですね。分かります(キリン顔で)。


 深夜! 天才バカボン


 子供には見せられないバカボンでした。1クールなのを逆手に取って無茶ばかりをしていた感じがします。面白い話もあったんだけど、見事に滑ってしまった話の方が多かった印象。100%オリジナルのおそ松さんのようには行きませんでしたね。ただ、きっとそれが狙いだったんだろうな、と言う気がします。うんこ男子が時間差で謎のブレイクをした時はちょっと笑いましたけど。


 ちおちゃんの通学路


 通学後は危険がいっぱいと言う通学路コメディ。この話って全部朝の通学途中のエピソード? 寄り道しすぎって言うか朝余裕ある時間に出過ぎって言うか。普通の通学時間ではそんな寄り道出来る余裕はないですよね。いつも1時間以上早く家を出ている設定なんスかね? フルメンバーが揃った時の暴走っぷりが面白かったです。カバディカバディ!


 天狼 Sirius the Jaeger


 丁寧に作られた明治時代を舞台にしたヴァンパイアモノ作品。キーワードのシリウスの匣が謎アイテムで終わったのはそうなるだろうなとは思ってましたけど、もうちょっとハッタリが欲しかったなと言う気もします。雰囲気はすごく好きでした。戦闘が割とサクサク終わるところとかちょっと新鮮でしたね。


 ハイスコアガール


 すごい良かった。ゲームが題材だからか3DCGがうまくフィットしていて。小ネタも多分全部拾いきれてはないけど、良かったです。スタッフの当時の再現っぷりに脱帽。何と言ってもゲームネタが本当に最高でした。そしてゲームがテーマなのに物語はラブコメ。このラブな部分の展開も良かったです。ゲームとラブコメがここまで見事に融合されるなんて。思わせぶりな終わり方の続きはOVAで! 待ちきれません!


 はたらく細胞


 某ランキングで秋アニメ一番の人気となったこの作品、テーマ的には教育アニメに属するものなのですが、そこをヲタ属性の人が楽しめるアレンジで面白く仕上げていて良かったです。医学的にも正しくて作品的にも面白い。いいですね。


 はねバド!


 ストーリーブレブレだけど、バドミントンの描写は圧巻な作品でした。王道テンプレ展開だともっと良かったんだけどなぁ……。


 はるかなレシーブ


 王道スポ根ビーチバレー作品。キャラの目の描き方に独自のセンスを感じました。ビーチバレーがテーマなだけあって水着シーンとやらしいアングルが割りと多め。ただ、ビーチバレー描写は結構忠実に描かれていたのでいい感じでした。主人公が短期間で強くなりすぎな気がしないでもなかったかな(汗)。


 PERSONA5 the Animation


 いいところで終わって続きは年末だそうです。すごく面白かったので続きがすごい楽しみ。作品はとても丁寧に作られていて、毎週楽しみに見ていましたね。


 Back Street Girls-ゴクドルズ-


 すごくすっごくゴクドルズと言う事で、テンポの良さと絵の動かなさと声優さんの演技を楽しむ作品でした。すごくすっごく面白かったです。女性声優さんに何を喋らせとるんじゃー! の無茶っぷりが何とも……。監督がOPで踊る作品は多分後にも先にもこの作品一作だけでしょう。男性バージョンのOPEDのインパクトも強すぎですw


 Phantom in the Twilight


 無難に始まって無難に終わったホラーモノ。ある意味安心して見られると言うか。色んな要素を破綻しないように組み合わせましたよって感じでした。まぁこう言う作品もあっていいと思います。マニアには物足りないかもですが(汗)。


 プラネット・ウィズ


 謎の展開から始まって、熱いクライマックスを経て、最後は静かに終わった作品でした。テンポが良くて、密度も濃くて、キャラも個性豊かで、最後まで勢いが衰えない最高の作品でしたね。こう言う作品こそゴールデンで放送されるべきなのですが……。


 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所


 原作は結構長編なのに1クールで終われるのかと思ったら、当然そんな事はなかった訳で。原作が古い作品なので内容的な古さは感じましたけど、そこは仕方がないかな。すごく中途半端なところで終わったんですけど、続きの予定はあるのかなぁ? 絵の原作再現度は悪くなかった気がします。



 と、軽く感想を書いてみましたけど、皆さんはこの夏はどんな作品を楽しまれましたか? 楽しい時間を過ごされたなら何よりに思います。


 夏アニメはギャグ作品が強かったですね。特にちおちゃんにあそびあそばせにゴクドルズ、この3作品のインパクトは別格でした。各作品共に1話の中に複数エピソード詰め込むと言うテンポの良さも共通していましたね。特にゴクドルズのテンポの良さは最高でした。ああ言うの大好物ですw


 個人的なこの夏のベスト作品は、プラネット・ウィズ、ハイスコアガール、ゴクドルズです、ありがとうございます。

 この秋もまた夢中になれるような素晴らしい作品に出会えますように。

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