日々徒然趣味日記

魔法少女サイト

「不幸だねぇ不幸だねぇ」のフリーザー様の声のブサモノクロ少女の管理人のセリフがとても印象的なこの作品。簡単に説明するとデスゲーム魔法少女モノです。もうこの手のジャンルも定番化してきましたね。まどマギの頃は新鮮でしたけど。

　冒頭の定番のセリフからも分かる通り、彼女達は基本不幸です。不幸キャラばかりで構成されているのかと思ったら、途中で出てきた仲間キャラには全然不幸そうに見えないのも混じっていてあれれ～って感じなのですが、魔法少女を選ぶ管理人によって選択方法は違うって事なのかも。

　この作品の原作は週刊少年チャンピオンで連載されていて、私もたまに目にしていました。

　本編の特徴はステッキさえあれば誰でも魔法が使えるところと、そのステッキの形状がバラエティ豊かであると言うところでしょうか。スマホ型あり、銃タイプあり、金槌タイプあり、ヨーヨータイプあり、パンツタイプまであります。威力もしょぼいものからとんでもない破壊力のものまであります。主人公の兄がパンツタイプのステッキを履いて暴走した時には狂気を感じました（汗）。

　魔法少女はサイトの管理人が不幸な少女を選んで渡していきます。で、この管理人が魔法少女達に殺し合いをさせる訳ですよ。なので物語の目的はこの管理人を倒す事にあります。

　１０話時点でやっと反旗を翻す段階に進んだばかりなので、このアニメは２クールなのかな？　後半はアニメオリジナルストーリーになるみたいですね。

　このアニメ、色々とおかしい演出があって、その最たるものが予告ではないかと思います。どう言うものなのかと言うと、主人公を虐待している兄がその歪んだ思想を垂れ流しながら、漫画の吹き出しを重ねて独白するスタイルなんです。これが程よく狂っていて、なんて言うか狂気なんですよね。

　流石は深夜アニメ。うん、これは他の時間帯では流せないわあ。

　アニメの１０話ではいきなりＯＰをいつもの人でなく管理人、そう、フリーザの声の人が熱唱するという暴挙に。これには参りました（汗）。この作品、今後も色々とやらかしてくれそうです。

　この作品が魔法少女デスゲームモノの新たな伝説になるのか、放送が終わったら忘れ去られていくのか、今の所この作品がどの路線に乗っかっていくのかまだ分かりません。

　しかし、伝説を残す可能性は十分にある、そんなポテンシャルを感じています。今後どこまで狂った流れになるのか、じっくりと見守っていきたいと思います（汗）。