日々徒然趣味日記

覇穹 封神演義

　覇穹 封神演義はかつてジャンプに連載されていた封神演義の再アニメ化です。リメイク流行ってますよね最近。去年(※執筆時)はグルグルとかありましたし、春からはまた鬼太郎が始まりますし、鬼太郎は１０年毎にアニメになってるので既定路線ですが。

　で、この作品なんですけど、原作ファンからは不評みたいです。何故なら長い話を短くまとめているため、シナリオが継ぎ接ぎだらけで歪だからなのだとか。２２巻分の話を２クールでまとめようって言うのだからそりゃ無理も無茶もしようってものですよね。その過程で辻褄が合わなくなったりもするでしょう。私は原作の記憶があんまりないので楽しく見ておりますけれども。

　そう言う意味で言えばうしとらもかなりの飛ばしっぷりに原作ファンはハンカチをかんでおりましたねぇ。とは言え、うしとらは結構健闘した方かと思いますけど。同じく原作エピソードを取捨選択して話をうまく着地させたグルグルは流石ですな。

　最初にアニメになった時も封神演義は結構原作ファンから叩かれました。私はこの初期アニメの方も見ていないので悪評が多かったと言う話しか知らないのですけど。

　ただ、最初のアニメの時は原作が連載途中だったんで仕方ない部分はあるんですよね。だから言い訳も出来たのですが、今回のアニメは原作が完結してますし、そこでシナリオがアカンようではちょっと残念としか言いようがありません。

　や、私は楽しんでますよ、ええ。たまに出てくる不自然なところはしょーがないかなーって感じで（汗）。

　キャラ崩壊はないし、しっかり原作絵を再現しているし、声も合っていますし、動きもアングルも悪くないし、背景は美しいし、シナリオ以外は悪くないと思うのですけどね。これは私が原作ファンじゃないから抱く感想なのでしょうね。

　この作品が２クールでどこまで描くのか、楽しみに見ていきたいと思います。初期の話に原作の終盤のイメージの描写があった以上、そのシーンまでは確実に描くのでしょうね。