　ダーリン・イン・ザ・フランキス、皆さん見ておりますか？　どう感じましたか？

　多くの人が感じたであろう感想は、とにかくエロいと言う事ではないかと思います。私もそう感じました。実に深夜アニメ向きの作風ですね。

　勿論エロいだけではありません。しっかり青春もしております。アクションもしております。謎もてんこ盛りです。キャラクターも個性豊かです。色々詰め込みすぎだこれえ。

　この作品の１番の特徴はロボに表情があるところではないかと思います。普通に考えて表情があるロボってギャグですよ。それがギャグに感じないのはそれが普通の世界観だからでしょう。ここで誰かがなんでロボに顔あんねーん！　と突っ込んだ時点でギャグアニメに早変わりです。そう言えばおそ松さん２期の１話にはロボが出てきていましたね。勇者シリーズっぽいやつ。ちゃんとしてました。

　表情があって喋ると口が動きます、表情豊かです。どうやらこれらはプロジェクションマッピングじみた技術みたいですね。おまけにスタイルも抜群です。これ絶対同人誌でエロい目に合うでしょ。間違いありません。

　２番目の特徴はその操縦スタイルです。男女ペアで乗らないといけなくて、女子が前に座ってバイクスタイルでまたがります。それだけでもエロい。で、男子は後ろに座って女子のスーツのヒップから伸びた操縦桿を握って操作します。誰こんな変態アイディア思いついたの。もう慣れましたけど、初めてこの操縦スタイルを見た時は頭オカシイのかと思いましたよ。ええ、勿論褒め言葉です。

　色々と暗喩的な表現はエロいですが、そこはロボアニメ、直接的な描写はありません。形式上は真面目に敵を倒していく作品です。今のところは。

　敵は何だかよく分からない叫竜と言うマグマ燃料を食べる巨大生物。主人公達人類のメイン燃料もマグマ燃料なので、まぁ戦いは避けられないんですな。

　この敵なのですが、姿形が一定ではありません。弱点はコアと言うのだけは共通しているのですが、毎回デザインの違う叫竜が登場します。基本的に強敵です。

　そう、この作品を一言で言うならエロさを強化したエヴァなのです。謎の敵、選ばれし子供達、敵の血を引く少女、エロい戦闘コスチューム……探せば共通点はもっと出てくる事でしょう。フランクスのコクピットデザインもエヴァそっくりですからね。エヴァとの差別化がそのエロさな訳ですけど、今後話が進むに連れてどんな展開を迎えるのか楽しみです。

　最新話を見ると(※執筆時)、何やらメインヒロイン０２のお仲間っぽいキャラが最後に顔出しをしていました。これは何やらひと波乱ありそうですねぇ。

　この作品ってＴＲＩＧＧＥＲとＡ－１Ｐｉcｔｕｒｅｓの２社共同制作なんですよね。今のところＴＲＩＧＧＥＲ色がむっちゃ強いような気がしているのですが、Ａ－１らしい部分も今後出てくるのかな？　もしかしたら目に見えない部分にＡ－１らしいところが現れているのかも知れません。

　２クール作品なので、じっくり腰を据えて楽しもうと思います。