妹さえいればいい。

 この作品は『妹』と言う設定が好きな若きライトノベル作家が主人公の物語です。構造的にはエロマンガ先生と似たパターンですね。主人公より人気の主人公に恋する主人公より年下の女性作家がいたりしていますし。


 違う要素と言えば、同級生の作家ではない女友達や男性の作家友達がいるとかかな。しっかり差別化は出来ていると思います。エロマンガ先生と違って主人公は成人済みですし。ラノベ作家モノってジャンルが既に形成されているのかも知れませんね。


 で、この主人公、『妹』と言う設定と言うか概念が好きなんですよね。だから別に歳上でも構わないようです。そうして彼の書く作品は常に妹が出てきて、主人公にゾッコンな話ばかり。妹が好き過ぎてシュールな話を書いてしまい、担当にボツにされる日々を過ごしています。このシュール作品が本当にシュールで、笑っていいいのか悩むほど。この突き抜け感がこの作品のウリのひとつでしょうね。


 この作品の他の特徴として、お酒紹介作品になっている事が挙げられます。流石主人公が成人済みなのもあってほぼ毎回違う実在のお酒の紹介をしています。本当こいつら飲んでばかりやな。

 私は飲まないのでふ~ん程度の認識なんですけど、飲む人からすれば結構身近に感じられるのでしょうか。お酒が飲みたくなったりもするのかな?


 物語はまだ序盤なので(※執筆時)やっと主要キャラが勢揃いした状況で、これから話がどう転がっていくのか全く想像がつきません。

 今のところはぬるいお仕事モノと言う感じで進んでいるので、ラノベラブコメのテンプレを踏襲する感じなのかなーと思いながら視聴を楽しんでいます。

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