日々徒然趣味日記
にゃべ♪
2016春アニメを振り返って
そんな訳で6月も終わり、結構豊作だった激怒の春深夜アニメも終わってしまいましたね。そんな訳で私が見ていた作品からぼちぼちと感想などを述べたいと思います。
※2クール以上の作品は感想から除外しました。マクロスとジョジョとクロムクロくらいですが。
・うしおととら
分割3クールの最後の1クールでした。原作での動きの怪しい部分は止め絵で誤魔化されてしまいましたが、アレはアレで正解だったような気がします。怒涛のクライマックスで限られた時間のためにカットされた部分は多かったですけど、熱い部分はそのままノーカットで伝えてくれたと思います。この熱さが若い世代にも伝わってくれていたらいいな。
・宇宙パトロールルル子
テンポの良かった作品。って言うかテンポが良すぎた作品。実質10分もないのに24分アニメ以上の内容の濃さがありました。小ネタがこれでもか!と散りばめられていて、知っていると楽しめる要素も沢山ありました。トリガーパロとか自由で良かったな。個人的には春アニメ一番のヒットでした。
・キズナイーバー
バラバラの少年少女が痛みで繋がる物語。一風変わった青春モノでしたけど、悪くはなかったです。最後に一応収まる所に収まったし。心の問題を扱っていたので途中ですごく重くなるんですけど、このシーンは胸に響きましたね。みんなキャラが立っていて行動に余り理不尽さは感じられないのはストレスがなくて良かったな。見て損はない作品でした。
・くまみこ
途中まではこの春の覇権アニメ。最後が実に惜しかった。どうしたああなったのかと。ナツもまちもかわいい。原作エピソードの絡みもあってオリジナルで終わるという判断が悪方向に向かった作品。エロ要素とシュールで田舎らしいのんびりとした作風が良かっただけに残念。監督以下スタッフが求められているものを読み間違えたのかな?
・甲鉄城のカバネリ
最後までクオリティの落ちなかった神作画アニメ。ストーリーも適度な謎と緊迫感があって飽きさせなかった。ただし、最後までカバネがどうして発生したのかなどの大本の謎は残ったまま。旅は続くエンドだったので、いつか続編を作る予定もあるのかも。生駒も急激にアホみたいにパワーアップして代償としてすぐに死ぬのかと思ったらピンピンしてるし。多分人気が出たので生かす方向に脚本が変わったんだと思う。
・コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG
特撮ヒーローの共演アニメラストクール。第一期と違って話はザッピングなしで普通に進むけど第一期の知識があってこその内容だった。正義の裏には必ず仕掛け人がいる設定はどの陣営にも感情移入が出来ない仕組みのような気も。ある意味リアリティのある作品。欲を言えばもう少し主人公側の活躍が見たかったかな。個人的には好きな作品。
・坂本ですが?
原作が過去に話題になったから見ていた。視聴中はそんな感じのテンションでした。決して悪くはなかったですけどね。現役高校生には評判良かったんですよね。感性の世代差を感じるなぁ。メタボの瀬良 裕也のキャラが良かったな。敵対する存在が小さな時程面白かった感じ。巨悪を前にしたら大袈裟に対応する訳で、そこに初期のバカバカしさは薄かったかな、と。原作の展開をなぞっているのだろうからアニメスタッフのせいじゃないけど。
・ジョーカー・ゲーム
陸軍中野学校をモデルにした日本人スパイアニメ。スパイモノなので頭脳戦の演出が多く、最後に必ず任務を成功させるスパイ達の活躍が心地良かった。実際の日本のスパイ達が同じくらい斬れものだったかどうかは分からないけど、今の日本にも諜報員は必要だなあと。政府は今から作ろうとしているみたいだけど、優秀な人材が集まるのかどうか……。個人的に一番楽しみにしていた作品。オムニバスで進行していたので大きな問題をスパイ総出で解決するといったカタルシスがなかったのは作風からして仕方なかったのかな。原作と違うオチにした作品もあったとの事、スタッフの優秀さに感心しきり。
・とんかつDJアゲ太郎
個人的に春アニメ掘り出し物No.1作品。原作の1話のインパクトだけ知っていて、まさかここまで本格的なDJ作品だとはアニメを見るまで知らなかった。キャラデザが個性的だけどこの原作絵じゃないとあの世界観は再現出来ないんだろうね。ギャグのテンポも良くて大地監督の力量を再確認した作品。面白かった。
・ハイスクール・フリート
一話の途中でタイトルが変わるという謎の演出のあった作品。2クールやる話はどうなったのか、その話自体がガセだったのか1クールでさくっと終わってしまって残念。でも二期の構想自体はあるのかな。学校と言う設定なのに教習艦に先生が一人も乗っていないのは違和感しかなかった。これならまだ新人の隊員が研修で艦に乗っていきなり実践に遭遇した、と言う設定の方が良かったのでは?他にも作品内で明かしていない設定が多過ぎ。結構練られた上での作品展開なのはそう言う設定を読めば理解出来るんだけど……。戦闘シーンは結構リアルで力が入っていてそこは良かった。
・ばくおん!!
タイトルからしてけいおん!!のパクリなバイク作品。女子高生がバイクに乗るっていうありえないような設定のギャグアニメ。ところどころとんでもない展開があるけどギャグと割り切ればまぁ許せるかな、と。本格的なバイク乗りには不評のようだけど、バイクにさほど興味のない層にはそこまで嫌悪感は抱かれていないかと。各バイクメーカーあるあるがよくネタになっていたけど、分からなくても何となく分かる気がしたかな。新入部員が入ってまだまだ続くぞって時に終わってしまうのは残念。
・文豪ストレイドッグス
文豪の作品名が異能の技名になっていると言うだけの異能バトル作品。普通の異能バトルモノだと割り切れば楽しめる。文豪要素が薄かったのは残念だけど、アニメとしての出来はいいように思う。自己紹介的な1期は仕方ないとして、物語が本格的に動き始める2期には期待。
・マギ シンドバッドの冒険
キャラの輪郭線が太いッ!それでも原作の再現度は高く中々楽しめた。評判が良ければ2期以降も作られるのかな?それはちょっと期待している。声もキャラに合っていたし、アクションもギャグも高水準で良い作品だった。
・迷家-マヨイガ-
春アニメ一番のやっちゃった作品。個人的にはくまみこより酷いと思う。水島監督なのに何故?多分話数が足りなかったからだと思うけど、色々足りなかった。登場キャラみんなトラウマを抱えている設定なのに、語られていないキャラは多いし最後は強引に終わらせた感じ。ナナキ村の謎は残ったままだし村に残ったメンバーのその後も気になるし。やっぱ1クールで終わらすにはキャラが多過ぎたと思うんだよね。本当残念な作品。
以上です。最近はラノベアニメは敬遠する傾向にありますね。春アニメでも1回見て切った作品がチラホラと。GATEとか六花の勇者とかオーバーロードとかグリムガルは好きで見ていたからラノベだからダメって訳じゃないと思うんだけど。
そんな訳で個人的春アニメ一番のヒットは宇宙パトロールルル子でした。毎回笑って安心して見ていられましたね。セルフパロも楽しかったしテンポも良かったし。次点はジョーカー・ゲーム。頭の切れるキャラの活躍する話は好きです。
と言う訳でここで独断と偏見の自分的2016春アニメ総括は終わります。最後までお読みくださり有難う御座いました。
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