争うって事は宗教なんだよなぁ……

 誰かと話す時に、その話題だけは口にしちゃいけないものって言うのがあるってよく言われますよね。確か、野球の話と政治の話と……後は何だっけ? 宗教の話? 

 と、とにかく、その人がむっちゃ好きなものについての話題はあんまりしちゃダメなのでしょう、きっと。


 その人の好きなものを否定すると喧嘩になったり絶交になったり、そう言う話題は避けて正解ですよね。ただ、今の時代は何のジャンルがその人にとってのそれなのか分かり辛くなっているのかも知れません。何故なら、ネット時代になって趣向の幅が広がっているからです。

 リアルではマイナーすぎて萎縮するだけの趣味でも、全国にはたくさんいるぜ! て事で気が大きくなったりもしますし。ネット弁慶で終わるかもですが。


 んで、普通の好き嫌いなら、別に否定されても大らかな心で受け入れられるじゃないですか。そうじゃないですか? それが思い入れが強くなると、違う意見に激しい拒否反応が生まれてしまう。それってね、もう宗教なんじゃないかと思うんです。困ったものですよね。


 宗教って信じる人には強い絆を生みますけど、それを否定する人には憎しみしかなくなります。そう言う意味では宗教なんてなくなるべきかなあと思うのですけど、たとえ宗教がなくなっても、宗教っぽいものはこれからもどんどん作られちゃうんでしょうね。人間の本質として。人は愚かだなぁ。


 意見が違っても受け入れられる器の大きな人になりたいものです。私も結構心酔しているものに対しては心が狭いですからね、いやはや(汗)。

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