ポリス・ストーリー REBORN

 先日観て来ました、この映画。ジャッキーの新作と言う事で当然カンフーがメインのバトルシーンが展開されるのですけど――ポリスストーリーってこう言う作風でしたっけ?(汗)。


 まだリアルな話なら分かるんです。ただ、この作品……ネタバレになるので大きな声では言えないのですが、かなーりSFです。あらすじとか読むとアメコミ映画の実写化とそんなに変わりません。すっごい近未来な乗り物も出てきます。

 と、言う訳でツッコミどころは色々あるのですけど、そこはやっぱりジャッキーのアクションですよね。それ目当てに観に来ているのでこまけえ事はどーでもいいんだよっ! ってなりました、はい。


 ストーリーが現実離れしているので、リアルな話と言うよりは漫画原作の実写化かな? くらいに思っていた方がいいです。そう言う作品です。一応映画のメイン舞台の話は2020年って事になってますしね。


 アクションと言えば、今回オーストラリアのオペラハウスの頂上で戦ったりしています。高所恐怖症の人は要注意ですよ! 私もそうなので結構怖かったです。あのてっぺんってあんな作りになっているんですねぇ。


 今回はジャッキーに成り行きで出来る若者の相棒と以前からの部下のねーちゃんとの3人のコンビで戦う感じになるんです。この2人のキャラ、なかなか立ってましたね。

 ねーちゃんはカンフーの達人でもあって体当たりなアクションをしてくれるのですが、若者の方は力の方はからっきしダメで、ムードメーカー的な部分がありつつ、得意分野では強いと言う美味しいキャラ。香港映画にはよくいる感じです。


 展開が結構荒唐無稽なので受け入れられない人は受け入れられないかも知れません。ただ、ジャッキーが好きな人にはオススメです。映画冒頭の要人警護での派手すぎるアクションシーンとか、あれ? ハリウッド映画観てるんだっけ? と勘違いしそうになるくらいです。なのでアクション映画好きも楽しめるかと。


 ちなみにジャッキー映画お馴染みのNGシーンは今回も健在で、気が付いたらスタッフロールは流れ終わってしまっていました。これぞジャッキーマジックですね!

 そのエンドロール内でジャッキーは続編作りたいって言ってましたけど――この映画の設定のまま続編作るってどうなんだろう? とか思ったり思わなかったり――(汗)。

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