時間が早くなる理由

 皆さん、大晦日ですよ(※執筆時)。一年が過ぎるのって本当にあっと言う間ですよね。過ぎるまでは長い長いと思っていても、過ぎてしまえば何て短かったんだろうといつも思います。新しい年を迎えるにあたって皆さんはしっかり年越しの準備は済ませましたか?余計なお世話だったらごめんなさい。


 さて、時間についてですが、よく言われるのが子供の頃はすごく時間が長かったって言う話。時間の長さは一定のはずなのに大人になるに連れて時間の感覚は早くなる説です。これってみんな言いますよね。昔の人も言っていましたよね。多分未来の人も同じ事を言うと思います。これは人類共通の認識だと思うんです。


 光陰矢のごとし。これは真理です。


 で、私考えたんです。何でそうなるのだろうと。どうしてそうなってしまうのだろうかと。


 歳を取る程に時間の感覚が早くなる、これが絶対的真理だとして、だと仮定して、その理由は何か。この件については人類共通の真理であるが故にきっと多くの人が挑戦し、それぞれに回答を得ているものと思われます。今から私が話す説も多分目新しいものではありません。多分それとっくに言われているよって言う手垢のついたものでありましょう。


 ですが、そこに私が自力で辿り着いたものと言う事で、敢えてここで発表させて頂きたいと思うのです。此処から先の文章で失望させてしまったなら先に謝っておきます、ごめんなさい。つまらない文章を読ませてしまい申し訳ありませんでした。

 と、言う訳で長々ともったいぶった書き方をしてしまいましたが、それでは私が辿り着いた時間の加速感覚についての結論を今から記したいと思います。


 時間が早く感じるようになるのは、忘れちゃうからです。


 何だそんなの当たり前じゃんって言うね。そう言う話です、はい。

 一応説明をすると、まず幼い頃は何もかもが新鮮で、起こる出来事を全て記憶します。記憶している以上は脳の容量をそれだけ使うので長く感じるんです。

 それが年を経て学習していくと、それまでに学んだ事と同じ状況は覚える必要がないので特に記憶しません。なのですっかり忘れてしまいます。忘れた分、新しく覚えるだけの容量を確保するんですね。


 例えるなら昼寝みたいなものなんですよ。がっつり昼寝をすると昼の時間を全く感じないまま夕方とか夜になりますよね。それは寝ていた間の記憶がないからです。つまり年を経て時間の早さが加速するのはその原理と言う訳です。この理論(?)は昼寝をし過ぎた時に後悔した、その経験から気付きました。

 しかし昼寝っていいですよね。暇な時間を過ごす一番効率のいい方法です(※個人の感想です)。


 この事から何が言いたいかと言うと、つまり年を経ても時間を長く感じたいなら常に新しい事に挑戦し続ければ良い、と言う結論になる訳です。

 でもこれって実は昔から言われている事ですよね。改めてここで言う必要もないくらいです。期待して読んでくださったのにありたきりな結論を読ませてしまい申し訳ありませんでした。


 そう言う訳で今回はたまたま偶然にも大晦日に時間に関するテーマを書く事が出来ました。計算じゃないんですよ!ネタストックの順に書いていったらこうなったんです。偶然の神様に感謝!


 それでは皆様、良いお年を(この文章を読む人の殆どが大晦日以外の日に読む事が分かっていながら(汗))。

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