老眼
人は生きていれば年齢を重ねます。当然の事ですね。普段は年齢と言ってもその数字だけが気になるくらいのものですが、ある程度の歳を重ねますと、積み重ねた数字以上の現象がその身に降りかかり始めます。
例えば代謝、普段と同じ食事量で下腹部が残念な感じになって来ます。
例えば抜け毛、俺は親父とは違うんだ!等と言っていたのはいつの話。
例えば白髪、その白き毛髪は染まる力を失いし衰えの象徴。
例えば記憶力、新しい言葉が覚えられないばかりか、覚えていた言葉がとっさに出て来ません。
例えば筋肉痛、今日の運動が筋肉痛になるのに数日のタイムラグ。
例えば体力、ちょっと体を動かしただけでHPがレットゾーンに。
そして普段生活するにあたって一番目に見えてショックなのが老眼です。何せ視力ですからね。昨日まで見えていたものがよく見えないとか、これほどショックなものはありません。
先に老眼になった人を見て、ああはなりたくないものぞと思っていても、それは突然やって来るのです。目の疲れを異様に感じた時には遅いのですよ。老眼を阻止する方法はないのかもですが。ブルーベリーとかがいいのかなぁ?助けて!アントシアニン!
私の目が老眼の兆候を見せ始めたその時、ああ、来るべき時が来たと思いましたね。座り込んで貝を手にしながら汗を飛ばして涙を流して「もうダメだ~」と叫ぶ感じです。はい、ぼのぼのです。アライグマくんに蹴り飛ばされる落ちコースです。
毎日見える視界からてめえはもうジジイなんだよ!と宣言されれば、否が応でも年齢を実感してしまいす。おじさん、もう若くないんだ……。これほど淋しい事はない……。
でもまだ老眼鏡のお世話にはなっていませんけどね。元々メガネ君なので次買う時は遠近両用になるのかなぁ。悲しいなぁ。
と言う訳でこれを読んでいる皆さん。老化は突然来ますよ。花粉症のように突然に。ある程度の歳を重ねたらそう言うものがやって来るものだと受け入れましょう。ライザップでどうにかなるのは皮下脂肪位のものです。それでも肉体改造をすれば、見た目はかなり若々しくはなりますけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます