第315話 シュリの1人反省会②

 (ひどいといえば、入学祝いのパーティーも中々な混沌具合だったな~)



 想像よりも大分上をいく騒がしさになってしまったパーティーの事を思い出し、シュリは少しだけ遠い目をする。

 しかし、よく考えてみればその結果は当然の事である。

 なんといっても、入学式の場で面倒くさく絡んできそうなメンバーを優先して誘ったのが、このパーティーだったのだから。


 不特定多数の目がある中で絡まれるより、身内しかいない場所で絡まれた方がまだまし、という発想だったが、ちょっと考えが甘かった。

 あれだけ個性の強い人を一同に集めてなにもないはずがないのである。

 予定外の人が乱入する場面もあったし、とにかく盛りだくさんだった。



 (ジュディスにシャイナにカレン、ルビスとアビスも頑張ってくれたけど、5人じゃ流石に手が足りなかったよね)



 もちろん、普通に働くメイドさん達も頑張ってくれたけど、御者のおじさんまで何故かメイドさんとして稼働してたけど、招待客のアクの強さはそんな彼らの頑張りを軽く上回っていた。


 執事長としてセバスチャンが要所要所で場をおさめてくれたからまだ何とかなったが、それがなければどうなっていたことか。

 体の中に待機中の精霊達やタペストリーハウスで待て状態だったペット達まで乱入してたらどうなっていた事か、考えるだけで恐ろしい。


 後日改めて行った身内だけのお疲れさま会も中々にひどい仕上がりだったが、一緒になるよりはましだったはずだ。

 そう思いたいだけかもしれないけど。


◆◇◆


 入学祝いのパーティーは、立食形式で行われた。

 もちろん、要所要所にテーブルやイスは用意されているが、長く腰を落ち着けて楽しむという形ではない。

 これは、みんなのお目当てであるシュリが、1カ所に縛られず自由に動き回れるようにとの配慮からだった。


 しかし、物事はそうそう思うようには進まないものである。


 集まってくれたみなさまへの挨拶スピーチも乾杯の音頭も終わり、さてみんなの所を回り歩くぞ、と動き始めた直後、シュリはもう捕獲されていた。

 恐らく、現段階で人類最強であろう女性に。



 「んふふぅ~。シュリぃ。入学おめでとぉ~。アズベルグの初等学校の入学式のシュリも可愛かったけど、今日はまた一段と凛々しくてかっこよかったわよぉ? あ、もちろん可愛さも健在だったけど。 あのもふもふの頭はなおしちゃったの? アレ、もふもふしたかったのになぁ。あ、でも、サラサラなのもやっぱいいわね~」



 言いながら、ヴィオラは抜かりなく捕獲した可愛い孫のサラサラの髪の毛にほっぺたをすりすりする。

 そんなヴィオラは気づかない。

 腕の中の可愛い孫の唇がたいそう不満そうにとんがってる事に。



 (……ちがうもん。今日の僕は可愛くも、かっこよくも、凛々しくもなかったもん。もふもふだったのは否定しないけどさ)



 でも、あれだってもふもふを目指した訳じゃない。ただ、くしゃくしゃにしようと努力しすぎた結果がアレだっただけだ。

 別に可愛いとほめられる事に嫌悪感があるわけではない。

 ただ、今日だけは。

 今日だけは言って欲しかった。

 今日のシュリってば、なんかいつもと違って変だったよねぇ、と。


 しかし、シュリはそんな気持ちを早々に諦めることにした。

 人間、無い物ねだりをしたところで、どうにもならないことはどうにもならないものなのだ。


 今日、この時、この屋敷の中に。


 シュリへの好意はMAX状態で存在すれど、シュリへの嫌悪感やらマイナス感情は皆無と言っていい状態。

 唯一、そういう悪感情をシュリに抱く人物は、もう業務を終えて孤児院へ戻っている。

 シュリの方は結構タントを気に入っているのだが、あちらからは見事なまでに恋敵認定されており。

 世の中、本当にままならないものである。


 そんな訳で、シュリへの好感度が異様なまでに高まっているこの空間で、シュリへの否定的な意見を求めること自体間違っているのだ。

 その事実をどうにか飲み込んだシュリは、気を取り直してパーティーを楽しむ事にした。


 が、今現在、絶賛捕獲され中の状態でどう楽しむべきか、シュリは真面目に考えつつ、己の現状をかんがみる。

 後頭部をふんわり支えてくれる柔らかな2つのかたまりは文句なしに気持ちいい。

 お尻を支えてくれているクッション(太股)も程良い弾力でいつまでも座っていられそうだ。

 頻繁にこすりつけられるほっぺたもすべすべだし、すりすりされる結果、頭が小刻みに揺れるのは少々気になりはするが、許容範囲といえるだろう。



 「シュリ、入学のお祝い、なにが欲しい? おばーさま、奮発しちゃうわよぉ? あ、お家作ってあげようか? このお屋敷よりずっとおっきいの。そうだ! お城、作っちゃう? それとも、どっか適当な国を落としてシュリを王様にしてあげようか? シュリが王様になりたいなら、おばーさま、張り切って国盗りしてくるわ!!」



 ただ、入学祝いが少々重すぎる。

 でも、ヴィオラに悪気がないことは分かっているので、



 「お家はいらないよ。アズベルグとここと、もう2つもあるし。王様になるのも興味ないもん」



 ほんのり苦笑いしつつも、柔らかく断っておく。



 「ええ~? そう? 王様なシュリ、いいと思うんだけどなぁ。ほら、シュリの周りってやけに優秀な人材がいたりするし」



 優秀な人材がいることは否定しない。

 でも、王様って職種には本当に全く興味はないし、人の上に立つなんて心底面倒くさいからやりたくない。

 このまま放っておくと、本気で王様に祭り上げられかねない雰囲気を敏感に察知したシュリは、ヴィオラに刺さりそうな言葉を選びつつ発言する。



 「王様って、暇そうに見えて忙しいんだよ? 王様なんかになったら、おばー様と一緒に遊ぶ時間なんてなくなっちゃうかも……」



 それは嫌だなぁ、ときゅるんっとちょっと潤んだ目でヴィオラを見上げれば、



 「王様はなしよね! うん、絶対なし!!」



 ヴィオラは見事に前言撤回した。

 人類最強がこんなにチョロくていいんだろうか、と心配になるほど簡単に。



 (おばー様……なんか色々簡単すぎて、ちょっと心配になるよね。母様もちょっとこういう感じ、あるけど。放っておけない、ってこんな感じなのかなぁ)


 「……ヴィオラは相変わらず、戦闘以外はぽんこつですねぇ。こういう、なんというか、私が見てないとダメなんじゃないかと思わせる部分に、当時はほだされちゃったんですよねぇ。よーく考えれば、ただのダメ女だってわかったはずなんですが」



 心配そうにヴィオラを見上げるシュリと、全力でシュリを愛でるヴィオラの傍らで、複雑そうな顔で呟くのは、輝かんばかりに美しいエルフの男性。

 エルジャバーノのそんなコメントに、



 (おじー様もおばー様に僕と同じようなことを感じたのか。放っておけないって。ただのダメ女ってのは言い過ぎ……って言い切れない部分もあるけど、いいところだってあるよね!? えっと、美人だし、スタイルもいいし……えっとえっと、うーん。あ、かわいげがある? それにほら、放っておけないっていうのも長所と言い張れば長所だと思うし)



 おじー様と自分のそこはかとない類似点を見いだしつつ、心の中で一応おばー様をかばってあげる。

 おばー様にだっていいところはあるはずだ、と。

 そんなシュリの心を読んだように、エルジャの手がシュリの頭の上にぽん、と乗せられる。

 なぁに、と見上げれば、



 「シュリは私のように、見た目だけのぽんこつにダマされちゃいけませんよ? 後々苦労しますからね?」



 しみじみと、そんな風にアドバイスされた。

 シュリがそのアドバイスに、頷いていいものやら悩んでいると、



 「なぁにぃ、エルジャ? その見た目だけのポンコツって私のこと? 私のことよねぇ!?」



 シュリが答えを導き出すよりも早く、ヴィオラがエルジャに噛みついた。

 むき~、っとなったヴィオラを、エルジャが呆れたように見返す。

 おや、自覚がなかったんですか、と言わんばかりに。



 「その通りですが、なにか? あなたの見た目は、まあ悪くないですが、その戦闘以外のぽんこつさをどうにかしたらどうなんです? 冒険者としてのあなたは優秀と言えますが、普段のあなたはちょっと歩けばやっかい事を持ち帰ってくるし、すぐダマされるし、料理は壊滅的だし。ヴィオラ、あなた、料理の1つでも出来るようになったんですか? 私と別れた……もとい、私を追い出した後のミフィーの食生活は悲惨だったらしいじゃないですか。外食、外食、外食の嵐。聞けばミフィーは母親の作った料理の味を知らないらしいですし。まあ、あなたの料理の腕が私の知る状態のままなら、むしろ、知らずにすんで幸いでしたと言うべきでしょうけどね」



 ふふん、とエルジャがバカにするように鼻をならせば、ヴィオラは更にむき~、となり元夫に突っかかっていく。



 「私が戦闘以外がポンコツだって言うなら、あんただって見た目だけは、まあ、悪くないけど、それ以外は引きこもりの研究バカじゃないのよ? 研究、研究、研究で、私とミフィーのことを放っておいたくせに。あげく、浮気までして! それに、外食のなにが悪いのよぅ! 私が作るよりよっぽど栄養状態はいいわよ! どの食堂の人もミフィーを可愛がってくれて、ちゃんと子供用に栄養を考えて作ってくれたりしたし! なによ、なによぉ。自分がちょーっと料理が得意だからってぇ。第一ねぇ、私が料理下手なの、エルジャにだって責任があるんだからね!? 私だってねぇ、新婚の頃はそれなりに料理を頑張ろうって思ったわよ!? 思ったけど、エルジャが、あなたはそこに居てくれるだけでいいんですって、歯の浮くようなセリフばっか言うから真に受けて、ついついさぼってるうちにこんなになったんじゃないのよ!?」



 ヴィオラの言葉に、



 (2人の離婚の原因って、おじー様の浮気だったんだぁ)



 思いがけずかいま見えた祖父母の離婚の原因に、シュリはまじまじと祖父の顔を見上げた。

 エルジャはそんなシュリの視線に焦ったように、



 「ちっ、違いますよ!? 人聞きの悪い。アレは、研究に夢中になってたらいつの間にか入り込んでたんです。私だってびっくりしたんですよ!? 1日の研究を終えて寝ようとしたら見覚えのない女性がいて。なのに、あなたは私の話など聞かずに、私を家から叩き出して」



 当時、問答無用で追い出されたせいで言えずにいた弁明を、何十年かぶりにようやく妻に訴えた。



 「え? そうだったの? でっ、でもでも、夫の仕事場に差し入れに行ったら、ベッドの前で半裸の女といちゃいちゃしてたのよ? 誤解だってするでしょ!?」


 「いちゃいちゃなんてしてません! 失礼な!! アレは、良質な睡眠を確保するために、どうにかして彼女を追い出そうとしてたんです。ただ、彼女の聞き分けが非常に悪くて、そこにたまたまあなたが来てしまっただけで」


 「えええぇぇ~? そうだったっけ?」


 「そうだったんですよ!! あなたが話を聞いてくれなかっただけで」


 「そうだったんだ? ふぅん?? 浮気、してなかったんだ。でも、その割にはずいぶんご無沙汰だったけど」



 離婚の原因だと思っていた浮気が誤解だったということは、ここに来てようやく理解されたようだ。

 だが、そのまま流れるように祖父母の当時の夜の生活に話が流れ、シュリは気まずい思いで目を泳がせる。

 どうやってこの場を逃げ出そうかなぁ、と思いつつ。



 「それはっ……その、あなたは初めての子供の、ミフィーの世話に手一杯だったでしょう? それなのに、私まで世話をかけるのはどうなのか、と」


 「なるほど。一応気を使ってくれた、と。でも、ようやく解禁だって、わくわくしてた私の気持ちはどうなるわけ? 2人目、3人目、仕込む気満々だったんだけど?」


 「いや、でも、あなたはそんな様子は……」


 「見せようと思ったけど、エルジャは研究研究で家に寄りつかなかったじゃない」


 「あ~……それは確かに。その点に関しては私が悪かったです。潔く認めます。ただ、無駄に色々と豊かなあなたの側にいると私の理性が不安定でして。ほら、それに子育て中は、しょっちゅう、その、胸を……」


 「おっぱいはしょーがないでしょ? アレがミフィーのご飯だったんだし。まったく、エルジャは変なところで変な気を使うわよね~。ムラムラしたなら襲ってくれて良かったのに」


 「それは、流石に、その、ミフィーに見られてると思うと」


 「図太いところもあるクセに、繊細なところは繊細よね、エルジャは。まあ、私が適当だから、ちょうど良かったんだろうけど」


 「そうですね。でも、どうせだったらあの浮気騒動も適当に流してくれればありがたかったんですが。そうすれば、すぐに誤解だとわかったでしょうに」


 「それは無理」


 「そうでしょうか?」


 「無理よ。決まってるでしょ? 私はエルジャを愛してたんだから。適当になんてできないわよ」


 「あ、愛……そ、そうですか」


 「あんたは違ったの? 私を愛してなかった?」



 逃げ出したい思いで耳をふさぐ孫を抱いたまま、ヴィオラはエルジャの瞳をじっとのぞき込む。

 エルジャは逃げずに、かつての妻の瞳を見つめ返し、そして何とも言えない顔で、苦くも甘く、微笑んだ。



 「愛してましたよ。あなたのことも、ミフィーのことも。あなたの泣き顔を見るのが怖くて、これ以上傷つけたくなくて、里に引きこもってしまうくらいには、ね」


 「……謝ろうって、思ったのよ? 理由も聞かずに追い出すなんてやりすぎだって、アガサにも怒られたし。せめて言い訳くらい聞いてやれって言われて、確かにその通りだって思ったわ。でも、そうやって私が反省した頃には、もうエルジャは遠くに行っちゃった後だった」


 「すみません。正直に言えば怖かったんですよ。言葉を尽くしてなお、あなたに拒絶されることが。あの頃の私は、今よりももう少し、繊細でしたから。でも、もっと食い下がるべきだったんですね」



 近づく祖父母の距離と、どんどん甘くなる空気が流石に耐え難く、シュリは何とか逃れようと暴れたが、ヴィオラの腕はその抵抗すらも上手に受け流してしまう。

 このままでは、祖父母のキスシーンを最前列で見せつけられることになる、とあわあわするシュリを、横から伸びてきた手がひょいっと救い出してくれた。



 「ちょっと。夫婦の仲直りは2人だけでやったら? 孫を間に挟んでやるもんでもないでしょ? シュリが困ってるじゃない」



 救いの手の主は、呆れたように昔なじみの2人に告げる。



 「これ以上の仲直りは、どっか適当な空き部屋でやってきなさいよ。これだけのお屋敷だもの、空き部屋なんてごろごろしてるだろうし。シュリは私が面倒を見るから、安心しなさい」



 昔なじみの友人のアガサの言葉に、ヴィオラはシュリを見て、それから元夫の顔を見上げた。



 「どうする? いく?」


 「そ、そうですね。でも、今日はシュリのお祝いですし、どうしましょうか。そう言うあなたはどうなんです? どう、したいんですか?」


 「私は、そうね……行ってもいい、けど?」



 ヴィオラがちらりとまたこちらを見たので、シュリは大きく頷いておいた。

 こっちは気にせず、行っておいで、と。

 それを見て心を決めたのだろう。

 ヴィオラは少し恥ずかしそうに、己の意思表示をし、エルジャの服の袖をちょいっと摘んだ。

 シュリはそんなヴィオラを、我がおばー様ながら可愛らしい、と微笑ましく見守り、



 「おじー様、僕は平気だから、おばー様と色々お話してきたら?」



 おじー様、頑張って、と声に出さない激励を込めてにっこり笑って見せた。

 思いも寄らない展開に二の足を踏んでいたエルジャは、そんな元妻と孫の姿に流石に心を決めたのか、



 「そ、そうですか。じゃ、じゃあ、もう少し2人で積もる話をしましょうか」



 そう言って、照れ隠しのように咳払いをする。



 「うん、する」



 ヴィオラは素直にこっくり頷き、2人はゆっくり歩き出す。

 手をつなぐでもなく、でもヴィオラの手はエルジャの服の袖を掴んだまま。

 そんな2人の背中に、



 「エルジャ」



 アガサが静かに声をかけた。

 真面目な響きのその声に、何かを感じたのだろう。

 エルジャは顔だけじゃなく、きちんと体全体で振り向き、昔なじみの女性に向き合った。



 「……なんですか、アガサ」


 「私の知る限り、ヴィオラに男の影は無かったわ。長い間、ずっとね。なにをするにしても、覚悟を決めてやんなさいよ」


 「話をするだけのつもりです。でも、あなたの言葉はちゃんと心にとどめておきますよ」


 「めそめそしてるヴィオラは好きじゃないの。だから、2度目は許さないから、そのことも覚悟をしておいて」


 「……わかってます。私だって、ヴィオラの泣き顔は好きじゃありません」



 かつて、夫を思い流したヴィオラの涙を拭った友人の言葉は重く、エルジャは真摯に頷く。

 それを確かめたアガサは、少しだけその目元を柔らかく緩めた。

 そして、



 「わかってんならいいわよ。じゃあ、私はシュリとよろしくやるから、あんた達もよろしくやってきなさい」



 一転して軽く、からかうようにそう言った。



 「シュリとよろしくって、エッチなことはダメだからね!?」



 突っかかってくるヴィオラににやりと笑い、



 「それ、これからそのエッチなことをするあんたにだけは言われたくないわね」



 そんな言葉。



 「うっさいわね。し、しないわよ、そんなこと。ね、エルジャ」


 「そ、そうですよ。し、しませんとも。ええ、しません」


 「そうよ、ね。し、しないわよ、ね?」


 「し、しませんよ、ね?」



 友人の言葉を聞いた瞬間、とっさに反論して、元夫とそんな会話を交わし。

 ヴィオラは恥ずかしそうに、その目元をほんのり赤く染めた。

 そんなヴィオラを優しく見つめながら、



 (我がおばー様ながら、本当に可愛いなぁ)



 シュリは心から、そんな風思い、ぎこちなく寄り添う祖父母の背中をにこにこと見送った。

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