アイドル☆日誌~HappyLifeProject~

Yuyu*/柚ゆっき

表紙裏

 ようこそ、アイドルとエンターテイメントの島《スターライト・アイランド》へ、私たちは皆様に笑顔を届けるべく誠心誠意努力しております。ぜひ、お楽しみください――。


 堅苦しいと楽しめないかもしれないかな?

 俺が誰だって顔をしているが、少し待って欲しい。

 まずは挨拶させてもらいたい。はじめまして、俺は《スターライト・アイランド》という場所に事務所を構えている芸能プロダクション《HLプロダクション》のプロデューサー兼マネージャーをしている。


 なんだいその顔は、もしや《スターライト・アイランド》を知らないってことはないだろう。ここまできた君たちは、この島に目的を持ってきたはずなんだからな。

 しかし、現地人と本島の人間では認識に少しさができてしまうのかもしれないから改めて説明しておこう。

 《スターライト・アイランド》、数十年前に科学技術の当時の集大成として作られた人工島だ。

 この島ができてから科学技術の進歩は更に進むがその中でも特出しているのはホログラム技術だった。そしてそれは歌手やアイドルのライブ、果ては遊園地の演出や映画やドラマの撮影などでも活躍をしだし、この島をエンタメの分野で栄えさせたわけだ。

 そんな中で、ライブを行うという形でこの島には様々な芸能プロダクションが本社や死者を構えはじめ、アイドルライブといえばこの島とも言われるようになったわけだ。


 この日誌という名の物語は、こんな俺が務めるプロダクションのアイドルたちの日常や成長を、本人や近くにいる人間の視点で語られている物語となっていくだろう。

 そのきっかけになったのは、誰でもなく俺が提案した《プロダクション日誌》なわけなんだが――ここまでいろいろな人が書いていくとは思ってもいなかった。

 前置きが長くなって申し訳ない。改めて、この島を楽しんで欲しい。

 そしてあわよくば、彼女たちのライブを見に来てくれ。俺も楽しみに待っているよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る