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調査票 No.002 桐生芽衣 Phase.final

名前　戸隠明夜

旧名　桐生芽衣

別名　栖漫玲

自分が居た世界での名前　メーヤ

年齢：15歳⇒17歳（見た目の年齢）

性別：女性

身長：149センチ⇒150センチ

体重：「訳扇、乙女の気持ちが理解出来るならここを読むのはやめておくことだ」

役割1　暗殺者

　暗殺向けの能力を使用することで、対象者に一番的確な方法で確実に命を奪う。

　武器は、訳扇敬が属性付与した最大切れ味の刃物。「証拠が残らなくて良い」との言。

役割2　女子高生？

　別人格の冥夜に自我が芽生えた結果、偶然にも二人が抱いている『学校に行ってみたい』という願望を樋場莉玖が叶えた。

　ただし、暗殺に特化したその能力を多数の人間が存在する場所に長時間置いておくことは危険と判断し、普段は人格を冥夜のもの（栖漫玲）に委ね、緊急事態時のみ暗殺者・戸隠明夜として活動する。

　冥夜が明確に自我を持ったのは第二章時点からほんの数年前の話のため、栖漫玲の性格や行動パターンなどは戸隠明夜が昔読んでいた小説の中の「リョーコ」という登場人物を参考にしている。

　その中で明確な興味を抱いたのは、瀬堂海和ただ一人のみ。理由は顔が見えないから。

能力1　引く標縄（サンクヘヴン）/ 未だ知らぬ海域を征くが如く《トゥルーリー・ワーズ》

能力分類：仁（twei）

能力1詳細： 条件：対象を視界に入れる

　　　　　　効果範囲：60m（桐生芽衣の視力範囲）

　　　　　　効果時間：対象が視界から外れるまで

相手の二つ先の行動までを読む事が出来る。厳密には、相手の一つ先の能力を基に自分が行う行動について、最大二二八通りの相手の反応を計算できる。人間以外の生物も対象に取れるが、異形を見た瞬間にその行動が読めず、脳がダメージを負い、血涙を流した。

能力2：冥夜（めいや） / 「造反の証明（せかいをつくりがえる）」

　戸隠明夜の奥底に眠っていた秘術が、長年の彼女の経験の中で自我を持ち、表出したもの。

能力分類：十番目の異全（ソー・ディジーム）

死生を超越した存在に対し「万物をもとある状態に還す」。死無きものに死を与え、人と異なる理に身を置く者を現実へ引き戻す、究極の呪い返し。また、引く標縄も同時に使用出来るため、対人戦では無類の強さを誇る。

　生まれたての赤子のようなもののため、人生経験が無いに等しい。そのため瀬堂海和の能力による自動性別区分が効かず、顔が見えない。彼女が成長したら、どちらに見えるのだろうか。