第三章 蟲毒使いと光の道(前篇)

 「承服できかねます」

マリンシティホイールを軌道にのせ、その後のルートを近場の芝公園に仮に設定した香澄は、元町に連絡を取っていた。そもそも、安全な場所で倒立状態のまま停止させねばならず、現在はある程度の速度で安定しているものの、いつ何時バランスを崩し乗客や周囲に危険をもたらすかも知れず、なるべく近場の開けた場所を考えれば、選択肢は芝公園しか有り得なかった。

 「そのまま首都高環状線に乗せ、芝浦ジャンクションで転進、六本木方面に進路を向けろ。その後けやき坂東側から進入し、坂の傾斜で停止させる」

 香澄の中では芝公園での停止作戦は覆しようのない唯一絶対の方策だった。だから元町の第一声を信じられない気持ちで聞いた。

 「室長、それはあまりにも非現実的です。そもそも、けやき坂と言えばヒルズの中央を抜ける目抜き通りです。建造物も密集しており、万が一の事態に対処出来ません。それにそもそも・・・」

 「桐ヶ谷捜査官。不服は私も同様だ。だがこれは閣議決定され、総理から直々の通達があった事なのだ」

 「総理から・・・」

 香澄や元町の所属する内閣情報調査室は、その名の通り時の総理に直属する組織である。よってその最終決定権は総理にあり、内閣による決議が総理の意思として下達されれば、それに反する事は出来ない。

 「毒島文部科学大臣を経由して、理研の試算による物として提議、決定した作戦だそうだ」

 「ちょっと待って下さい、理研は自然化学の研究機関であって、物理学には何の関係も無い。そんな門外漢の試算とやらで国民を危険晒せと言うのが総理の言い分だと仰るんですか!?」

 香澄の懸念はもっともだ。そもそも理研は正式名称を国立研究開発法人理化学研究所と言い、その本懐は自然化学にこそある。しかし一般にはあまりイメージは無いものの、化学や医科学に留まらず、工学や物理学に置いても、基礎研究から応用研究に至るまでを網羅する国内唯一の研究機関という事になっている。アメリカで言うところのNASAにイメージは近い。宇宙工学に留まらず多方面に向けた研究がなされている点も似ている。

 「今は時間が惜しいが仕方ない。この案件は先にも述べた様に提議されたのは文部科学大臣だ。無論当初は閣議の中でも君同様、あまりにもセオリーを外れた案であった為、ほぼ全会一致で否決に向いていたらしい。しかしそこに防衛庁長官が尻馬に乗る形で、こうした事案に対するのは警察より自衛隊にこそ向いているとの発言をされたそうだ」

 「しかしそれは、あの緊急時に各基地から人員を集めるよりも、警ら中の者を中心に集めたほうが迅速に人数を…」

 「君の言い分はもっともだ。仮に現場に身を置く立場であれば私だって同じ様にしただろう。しかしながら、問題はそこではなく、言ってしまえば組織としてのメンツの問題と捉えて居る事だ。あれは事件ではない。事故かも知れないが、破壊の規模を考えれば、むしろ災害にこそ近い。よってその対応に当たるべきは国内外でも災害救助の面で高い評価を受けている自衛隊であるべきだというのが防衛庁長官殿の言い分らしい。」

 元町は普段あまり皮肉めいた言い回しはしない人間だ。しかし今は防衛庁長官に続けて『殿』に強いアクセントを付けてそう言った。付き合いの長い香澄は、声にこそ出さぬものの、相当腹に据えかねているなと即座に気付いた。

 「更には我々が総理の指示もなく独断で動いた事も槍玉に挙げられ、場の空気が例の荒唐無稽な案と、自衛隊を実行部隊にする方針に流れたという事だ。総理の咄嗟の判断で、例の観覧車の転進方法を考案し実行した実績のある君を、現場指揮者に改めて任命するという形で何とか我々を押し込んで頂いたが、どうする? それでも尚不服だと言うのなら、下りても構わないぞ、桐ヶ谷捜査官」

 皮肉めいた発言はしない。そんな事は無かった。ただ普段は香澄との間で意見に齟齬が生じず、それ故に言葉が少なく済んでいるだけなのだなと香澄は思う。

 「ふぅ。そこまで仰って頂けるなら、降りる手はありませんね。分かりました、拝命致します」

 「では復唱を」

 「ヒトハチフタゴ桐ヶ谷香澄、追って到着する自衛隊救助部隊の指揮を取ります。作戦内容は対象をけやき坂東側へ誘導し、同西側へ進行させ減速及び停止を旨とします」

 「よろしく頼む。それと急ごしらえだが作戦に必要な車両を南浜橋高架下に三台輸送させる。現場にて受領してくれ」

 「了解しました」

 「通信終了」


「御前、仰っていた通り、話を通しました。ただ、最後に総理に抵抗され、内調の桐ヶ谷という捜査官を外す事は出来ませんでした。ご容赦下さい」

 一旦議員会館に戻った毒島は自室から金山に電話を入れた。

 「良いでしょう。他の者が指揮を取って、坂までに倒れてしまうような事があれば、興が削がれますからね。ご馳走は後に楽しみに待つとしましょう」

 あくまでも言葉は丁寧で紳士を振る舞っては居るが、話の内容は邪悪そのものだ。

 既に金山は自宅で一部始終を楽しむ為の手配を進めている。退避勧告が出されている周辺地域に高性能ハンディカムを持たせた人員と、それをリアルタイムで金山宅に届ける為の放送車両である。退避勧告と言えど、マスコミは許可を得て現地に入っており、金山のコネクションがあれば、そこに人員を紛れ込ませる事は容易であった。

 「また事態が動いたら宜しく頼みます」

 受話器を従者に渡した金山は、ついでにマルゴーの1950をデキャンティングして持ってくるようにと命じた。狂気のショーが始まるまでには、もうしばらく時間がかかる。それまでには硬く閉じたボルドーのグレートビンテージも花弁を開くことだろう。

 時刻は十八時半を過ぎ、夏の日差しが衰え、ようやく夜の帳が降りてきていた。


 香澄は南浜橋下で元町の言う『作戦に必要な車両』を受け取り、一台をその場で操作した後、残る二台を目的地に向けて走らせていた。

 その車両は、いわゆるカーキャリアトレーラーを改造した物で、本来は輸送時の振動などにより、積載車両が左右に落ちてしまわない様に壁がある訳だが、これを外して、稼働式の坂だけにした物だった。

 首都高環状線から一般道に降ろす時、そして、けやき坂の途中にある連絡橋を、マリンシティホイールが越える際の即席の踏み台というか、文字通りの坂の役割を担う物である。

 一台目を、一般道への降下位置である南浜橋に駐めた香澄は、既に合流していた自衛隊の部隊に支持を出し、直上部の外壁を解体させている。

 周囲に退避勧告が出ている上、何より優先される立場にある香澄だったが、報道の車両や、コンクリートブロック敷設の為に移動する自衛隊車両もあり、律儀に信号で止まった。

 「しかしワタシの立場でテレビなんて映って良かったのかねぇ」

  自衛隊の部隊と合流し、指示を出していた香澄にテレビクルーからインタビューの要請があったのは、つい先程の事だ。現状を整理して報じたいという申し出で、指揮官の方のお話を伺いたいとの事だった。

 「内閣情報調査室所属の桐ヶ谷香澄です。故あって本件の指揮を執っています。事故の直接原因は不明ですが、何らかの事由でマリンシティホイールの支柱が崩壊、現状に至っております。内部には乗客が取り残されております。その為、東京湾に沈める訳にも行かず、直上の指示を受け、私が試算したデータを元にレインボーブリッジを越えさせました。現在は、理研の試算により、けやき坂東側から進入させ、その傾斜をもって減速・停止を試みようとしております。」

 「けやき坂と言えば、ヒルズの中央を走る通りですよね? あんな建造物密集地で決行される理由を教えて貰えますか?」

 「先にも申し上げた通り、今回に関しては理研の試算に基づいた作戦です。立案者がどなたかは、私も預り知らぬ所です。ただ私はあれの転進を実行した唯一の人間という事を買われて、本作戦の指揮を任されているに過ぎません。しかし、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私を含む内閣情報調査室というのは、総理大臣直属の組織ですので、今回の作戦及び、人選に関しても、内閣による閣議決定を受けての物だとご理解下さい」

 「つまり、仮に失敗しても、ご自身には何ら咎を負う責務は無いという事ですか?」

 マスコミによる歪曲報道という物を身をもって経験するとは思っていなかった。さもなくば、このキャスター個人の頭がお粗末なだけなのか。ともかく否定と弁明だけはしておかないとならない。

 「責務を誰が負うとか、そんな事は現状、どうでも構いません。それとも、そこを明らかにしないと報道も出来ないという事でしょうか? 今は内部に取り残された乗客の方々と、周辺地域へ害が及ばぬよう考える事が一義の筈です。どうしても立案者や任命責任者の事が知りたければ、政府会見をお待ち下さい。官房長官が遠からず行うかと思います。私は作戦の準備がありますのでこれで」

 売り言葉に買い言葉と言えばその通りだが、あまりに取りつくシマのない受け答えだった。

 その上、内閣情報調査室という組織は諜報機関だ。それも公安警察の様に組織内部に向けられる諜報ではなく、言ってみればCIAやKGBと同種の、表にはあまり出て行く事の無い潜むべきタイプの機関だ。各国のエージェントがそうであるように、おいそれとその素性を公言するような事はありえない。…ありえないはずなのだ。

 「ワタシ、第一声で内閣情報調査室って名乗ったよなぁ…やっぱマズかったかなぁ」

 案外ドジっ子である。

 そうこうしている内に視界の先にけやき坂にかかる連絡橋が見えてきた。香澄はアクセルを吹かす。平時であれば考えられない程の速度を保ったまま連絡橋のすぐ手前でトレーラーヘッドをドリフトの要領で左へ曲げる。牽引しているキャリアー部分は、その設置部がフレキシブルな構造になっている。そのため動力部であるトレーラーヘッドがドリフトした所で、キャリアーその物は左右に振られる事無く直進する。こうした挙動を使って連絡橋ぎりぎりにキャリアーを近づけ、リフトアップ状態だった坂を下ろす。実際にはその上端は連絡橋の高さには届いていない為、通過時には自衛隊員に運転を任せ、ゴンドラが坂に乗ったのを目視で確認、タイミングを合わせてリフトアップして持ち上げてやることになる。手短にそうした事を現場で詰めていた運転担当の自衛隊員に説明し、香澄は南浜橋まで、二台目のカーキャリアーを取りに戻る。作戦決行の時間が迫って来ていた。夏特有の長い昼の名残がぷつりと途切れ、濃密な熱気に薄いベールの様に夜の涼感が覆いかぶさっていた。


 「向井悦子です。身分証は免許で良いですか?」

 現場近くの仮設テントにはマリンシティホイール内部に取り残された乗客の関係者が集められている。現状、双方向での通信は、そうした人との携帯電話でのやり取りに限定されている為、一部の乗客が感じた異変等を他の乗客に伝えるには、こうして関係者が一堂に会して居たほうが都合が良いのだ。先のテレビ局によるドローン撮影で恋人であるトオルが内部に居ると知ったエツコもまた、テレビ等による呼びかけに応じて赤坂の仮設テントに来ていた。エツコがニュースを見た会社のある品川から赤坂は通常であれば三十分もかからない距離だ。しかし現在は退避勧告が出ており、公共交通機関はおろか、タクシーでさえも途中で下ろされる始末で、事実エツコも途中でタクシーを降りて途方に暮れている所を、哨戒に出ていた自衛官に会い、事情を話して連れて来て貰っていた。

 「陸上自衛隊所属の加藤です。まずはじめにお願いなのですが、御身内の方と連絡を取りたいお気持ちは十分に理解しておりますが、当の乗客の皆様の携帯のバッテリ残量を考え、こちらの指定したタイミング以外での連絡は控えて頂きたいと思います」

 エツコがテント内に入ると、他にも十数名の人が集まっていて、すぐに自衛隊の人間による現状と今後の作戦概要の説明が始まった。

 「あの、本当にけやき坂で止まるんでしょうか? あの周囲には開けた場所もありませんし、もしオーバーしてしまったり、坂を登り切れなかった時など、何か対策はあるんですか?」

 エツコのすぐ右隣に居た、少しラフ目な格好の男性が加藤と名乗った自衛官に言った。

 「この作戦は理研による試算に基づいた綿密な計算により成り立っています。それ故、速度、傾斜、距離、全ての条件に合致するのが、けやき坂であり、ですから、その、失敗する想定が無いというのが率直な所です」

 加藤による返答は曖昧で、何ら次善の対応策が取られていない事は明白だった。

 「そもそも、その試算というのはどれだけの信頼性が…」

 「万が一何かあったら、その保障や賠償はどこの誰が…」

 「中の人と連絡も取れないってどういう事よ、私達の気持が貴方に分かりますか」

 集まった人々が不安と苛立ちを、目の前に居る一介の自衛隊員にぶつけ始めたのを見て、エツコもそれに同調したい気持ちだった。喉元まで出かかった言葉を飲みこみ、つい先ほど聞いた台詞を二回、三回と頭の中で、胸の奥で繰り返した。

 「メソメソしてんじゃないわよ! もっとシャキッとしなきゃ、幸せも奥さんも逃げちゃうわよ! ほら、笑って笑って、スマイルスマイル!」

 「さぁ、今からあんた達乗客全員助けるわよ! ご協力頂いた警察の皆さん、準備は良いかしら!? ワタシの指示に完璧に従ってちょうだい。一センチでもズレたら懲戒モンだから気をつけてね!」

 それはこのテントに向かうすがら、自衛隊車両の中で知った、作戦指揮者であるという、そしてあの絶望を凪ぎ払ってマリンシティホイールをレインボーブリッジ通過に導いた、桐ケ谷香澄の言葉だった。

 トオルの絞り出すような悲哀に満ちた涙と声が、万力か何かで締め付けられる痛みをエツコの胸にものしかけていた時、まるでカーテンを開けるみたいな気楽さで光を呼びこみ、言葉通りに事態を打開して見せた香澄になら、今度の作戦だって、きっと。

 「あのっ、皆さん、聞いてください。あ、私、向井悦子と申します。もしかしたらテレビでご覧になった方も居るかもしれません、ドローン撮影でプロポーズしてた、スカジャンの。あれ、私の彼なんです。すごく格好悪い所、全国に流れちゃって、その、すいません」

 最初こそ、怒号飛び交う中、注目を集める為に一際大きな通る声で言ったものの、実際の所、原稿がある訳でも無く、伝えるべき言葉を見失って次第にエツコの声はしぼんでいく。

 いや、駄目だ。香澄に言われた。こんな時だからこそ、しゃきっとしなくちゃ。今の私にできる事を、トオルの為にできる最良の選択を、言葉に変える。伝える。

 「ドローンのカメラが前方に海を映した時、もう駄目だと思いました。でもトオルは、皆さんの大切な方々は、今も生きています。それは、ひとえに、あの桐ケ谷さんっていう人のおかげだと思うんです。確かに加藤さんの説明では、私も納得できません。だけど、何の根拠も無いのは同じでも、一度は絶望から助けてくれた桐ケ谷さんが今回の指揮を取ってくれていると思えば、私は、それを信じられます。あの人なら、きっと何とかしてくれる。そう感じるんです。皆さん、お願いです。不安で心配で、誰かに気持ちを投げたい気持ちは、他の誰でも無い私は分かります。ですが、それだけじゃ何も解決しません。私はできる限りの事をします。最良だと思える事を。桐ケ谷さんを信じて、自衛隊の方々とも協力して、助けたいんです。ですから、今は少し落ち着きませんか? 桐ケ谷さんみたいに笑ってなんてとても言えませんけど、あの、お願いします」

 語彙は稚拙で、言葉通り何の根拠も無い。その上最後は尻切れトンボ。そんなエツコの言葉だったが、周囲の怒号は収まっていた。無論不安が解消された訳ではない。ただ毒気を抜かれた、皆そんな気持ちでばつの悪そうな苦笑いで互いを見た。

 「…あ、あの、ありがとうございます。その、説明を続けさせて頂いても宜しいでしょうか?」

 加藤が一瞥して途絶えていた説明を再開した。

 エツコによる香澄に向けた援護射撃、ここにも一つの戦いがあった。


 ザッという音がして、傍らに置いた無線が香澄に声を伝える。

 「高速上部一班、対象のマリンシティホイールの通過を確認。コンクリートブロックによる転進は想定通りの方向を確保できています」

 ザッ

 「高速上部ニ班、現在通過中。壁面取り外し箇所まで目算のカウント開始します。ニ十…十九…」

 南浜橋下の国道でカーキャリアートレーラーの運転席で香澄はそれを聞いていた。すでに無線を通す事も無く、自らの耳がその接近を捉えている。無線から聞こえてくるカウントに合わせて、轟音と自らの鼓動が大きくなっていく。カウントの『一』を聞いた瞬間、香澄の頭脳が完全なタイミングを算出する。対象の速度、重量、風速、キャリアー稼働速度、耐加重、全ての要素を計算に入れて、左手のレバーを操作する。刹那、耳をつんざく轟音と車体を転倒させんばかりの振動が香澄に襲いかかる。香澄の後頭部から一メートルも無い場所、トレーラーヘッドの天井部をゴンドラが当たった音がした。恐怖より先に、その行く末が気になった香澄はすぐに視線を向ける。

 マリンシティホイールが芝浦の街を転がっていく。国道のアスファルトが砕かれている。

 目算する限り、想定より僅かだけ速度が上がって見えるものの、想定内の範囲だ。

 とりあえず第一段階は成功した。しかし余韻に浸る暇など香澄には無い。すぐさまトレーラーを降り、傍らに停めてあった愛車、F12ベルリネッタに乗りこむ。向かう先はけやき坂連絡橋下東側。

 「本作戦参加の全部隊に告ぐ。対象は予定通り降下。繰り返す、対象は予定通り降下。桐ケ谷は第二現場に向かう。各班備えて待て。以上」

 つい先ほどまであんなに大きかった轟音は、もうだいぶ遠ざかった。夏の夜風に当てられたか、それとも、先ほどものの一メートルをゴンドラが通過した瞬間を思い出したのか、香澄の体が僅かに震えた。夜は始まったばかりだ。


後篇に続く

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