レイア


「次は、ボクが考えた最強の魔球!」


 ずぎゅあーん!←魔球の効果音


 左のアンダーハンドから繰り出されたのは、横の変化球。左打席側に、やや斜め下に曲がった。



 先輩選手が変化球を投げ込む様子を見て、リコと雫が拍手をする。


「さすが、レイアさん!」

「キレッキレの変化球ですわ」

「ボクの魔球は伊達じゃないからね!」

 後輩に褒められたレイアは、えっへんと胸を張った。

 薄い胸である。AとかAAとかである。



 なお、魔球とは、野球女子力の影響を受けた特殊なボールの事。

 主に変化球だが、ストレート系の魔球も存在する。


「ところで、レイアさん」

「何かな、リコ」

「レイアさんの魔球って、スライダー系じゃなかった?」


 スライダーとは、ピッチャーの利き腕とは反対方向(左投げなら、ピッチャーから見て右側)に曲がる変化球である。


 かつてレイアが投げていた魔球は、ほぼ真横に曲がるスライダーだったが……。


「あれ、投げられなくなっちゃった」

「「えーっ!?」」

「新しい魔球を覚える度に、古い魔球を投げられなくなるタイプなのさ!」

 と、胸を張るレイア。薄い胸である。


「新しい変化球を覚えると前のが投げられなくなる……とは言いますしね」

「リコも、シュートを覚えたらチェンジアップが投げられなくなっちゃったなー」

「古い魔球に別れを告げ、新しい魔球でバッターをバッタバッタと打ち取るんだ!」

「「……ダジャレ……?」」

「と、とにかく! ボクが考えた最強の魔球78号の前では、バッターは赤子も同然だよ!」

「78号!?」

「そんなにあるんですの!?」




レイアのデータ

・利き腕:左投げ左打ち

・ポジション:ピッチャー(フォームはアンダースロー)

・一人称:ボク

・オッパイ:A

・備考:チーム1の貧乳でエースピッチャー

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