サムライ男子〜野生のサムライ男子とは？

　先ほど、読者の方から、そんなにも厳しい条件を、結婚相手の女性に課すということは、あなたの方も、それ以上のメリット、対価を女性に与えられる、ということですか？と、ご質問を受けました。

　もちろんです、と言いたいところなんですが、俺自身のことは、まあ、俺はネットで個人情報を晒すわけにいかないので、棚に上げますね。聞かれても、書けないです。読者がそう思うのは、もちろん当たり前なので、ここでいう”花嫁候補を探している男性側の条件”を書きたいと思います。

　俺がここで想定している”結婚相手を探している男性”というのは、少なくとも、女性を外で働かせなくとも、十分養っていけるような男達です。高学歴でイケメン、一年に一度くらいの海外旅行には妻を連れて行ける、もしくは、海外の駐在生活。一流企業の会社員、医者、弁護士、自営業の社長の妻レベルです。

　だいたい、妻がたとえパートでも、働かないと食っていけない場合は、男はそこまで女性に求めてはいけない。女性がスーパーウーマンでもない限り、フルタイム、もしくはパートで働いてるのに、完璧に家事しろ、手を抜くな、とか、無理な話ですよ。そこまで男も身勝手じゃないです。

　自営と言ってもピンキリなので、結婚の時点で、交通の便の良い場所にすでに結婚してから住む一戸建て住宅をローン完済済みで持っていて、車は２台以上、自営の場合は会社も手伝わせない専業主婦を約束し、家のことだけをやってくれればいいレベル。お手伝いさんは雇ってないくらい。これが、お手伝いさんを雇っているくらいになると、料理、掃除をしなくても良くなってしまうので、設定はここまでです。そこそこの贅沢ですね。

　ただ、駐在の国とか、病院とか会社の大きさとかに寄っては、お手伝いさんを雇えてしまうので、別に雇ってはいけないわけでなくて。

　あくまで、ちょっと中流より上の生活ができるかな？という設定です。

　親、家族親族の条件も同じ。まあ同じくらい裕福。なので、何かあれば、実家を頼ることもできます。

　結構これくらいの条件の男性が、花嫁を探すのに苦労するわけです。ごく普通の女性と出会いがないから。条件の良さに目の眩んだ女の子ばっかりに囲まれて苦労する。女性の方が、そういう意味で、目先の条件に釣られやすいのかもしれないですね。それと、清楚でしっかりしていて、しとやかそうに見えて、全くそれは、見せかけだけで、内実は違ったりするわけです。

　結婚前が最も良く見えて、結婚したら、女性の化けの皮が剥がれる、というのは、不幸以外の何物でもないですよね。むしろ、もはやホラーです。