硝子のきつね

東条

硝子のきつね

「だって君は、硝子のきつねを覚えてないでしょ」

幼馴染の少女は、穏やかな笑みでそう言った。


足立(あだち)ルイはアイドルである。モデルやCMの撮影の他に、最近は映画に出演する話も持ち上がっており、多忙な毎日を送っている。まだファンが多いわけではないが、街で呼び止められることも増えてきた。将来は俳優の道に進んだらどうだ、と事務所の社長からも勧められている。毎朝早起きをしてレッスンをすることにも慣れ、最近は特に楽しんで仕事に励んでいる。だからといって仕事だけをしているのではなく、高校に行かないわけではなく、一週間に二回は普通の生徒と同じように授業を受けている。成績は、極めて平均的。アイドルである事を除けば、どこにでもいるような普通の男子高校生だ。


「ただいまー」

今日も、ルイは仕事を終えて家に帰ってきた。時刻は夜九時半を回ったあたり。両親は共働きのためまだ帰宅しておらず、がらん、とした暗い玄関の電気をつけながら靴を脱ぐ。そして夕食に食べようと途中のコンビニで買ってきたおにぎりやチキンの入った袋を持ったまま、電気をつけながら二階の自室へと入った。部屋の中の電気をつけてから後ろ手に廊下の電気を消し、机にビニールを置いて荷物をベッドに放り投げてから、カーテンを開ける。

窓の向こうは、すぐそこに隣家の窓があった。少し開いているのか、カーテンがふわふわと風に揺れている。ルイは窓を開けると、手を伸ばして隣家の窓をコンコンとノックした。少ししてから白い手が、内側からにゅっと伸び、向こうの窓を大きく開く。窓枠にかかった白い手はすぐに引っ込み、そしてぼさぼさの髪の少女が顔を覗かせた。彼女はルイを見て柔らかく笑う。

「お帰り、今日も仕事だったの?」

「ただいま。うん、雑誌の撮影」

「そっか、最近大変だね」

少女は小さいが優しい声で「お疲れさま」と付け足した。

ルイはそれに照れ臭そうに笑い、椅子を引っ張ってきて彼女と向かい合うように座った。椅子の上で胡坐をかき、ビニール袋を手繰り寄せて中のおにぎりを取り出す。

「今日さ、めっちゃ夕日キレイじゃなかった? お前、見た?」

「んー、見てなかった。そんなにキレイだった?」

「おう! 勿体ないなぁ、あんなにキレイだったのに……」

ルイが少し眉間に皺を寄せながらおにぎりを頬張ると、少女は窓枠に顎を乗せて「ごめんね」と謝った。

しかしその謝罪にルイは人差し指を突きつける。

「お前謝りすぎー。俺は葵とそれについて話したかったから残念がってんだよ」

「そんなに綺麗だったんだ。ルイが言うんだったら、相当なんだろうね」

少女……葵はそう言ってまた小さく笑った。

葵、こと村上(むらかみ)葵(あおい)はルイの幼馴染である。童顔であるルイよりも大人びて見えるが、同級生の高校二年生だ。しかし高校には通学しておらず、完全に引きこもりと化している。そのせいか、いつも同じような長袖のTシャツを着ており、髪も背中の真ん中ほどまで長く伸びている。髪を切って服を選べばそれなりに整った顔立ちなのに、とルイはおにぎりを食べ終えてゴミをビニール袋に戻しながら思った。次にチキンの紙袋を取り出し、ミシン目で千切って齧りつく。

「葵は飽きねぇの? 毎日同じ部屋にいて」

葵は少しも表情を崩さずに言う。

「飽きないよ。外の方が怖いからね」

この質問も、この答えも、もう何度も繰り返したものだ。飽きっぽいルイに比べ、葵は一つの事を飽きずにずっと眺めたりしていることが多い。中一の頃、一緒に遊びに行く約束をしてルイが遅れてしまったときなどは、渋滞から抜け出すまでの一時間を蟻の行列を見て暇を潰していたことをルイは知っている。それ故に、それ以上を問うことはなかった。ルイは、チキンのあふれる肉汁を溢さないように四苦八苦しながら食べ進めていく。少しの沈黙の後、思い出したように葵が口を開いた。

「そういえば、今度ドラマ出るんだったよね」

「ん?おー、出る! 月9の、学園もの。まぁ、ただのクラスメート役だけど」

照れ臭そうに笑うルイに、葵はにこにこと笑って窓枠に組んだ腕を乗せた。

「それでも凄いよ、ルイは。私には絶対できない。いつだって私の憧れだ」

「……葵は俺に出来ない事出来るじゃん」

お互い様、と言うと葵は小さく笑いながら肩にかけた毛布が落ちかけたのを手で戻し、ふと空を見上げた。ルイも食べ終わったゴミを再びビニール袋に戻し、同じように空を見上げる。屋根と屋根の間に見える空は星が輝いていて、雲もあまりない。天体観測には最適だろう。葵は窓枠に肘をつき、頬杖をついて息を吐く。

「天体観測、とか、行きたいね」

「お、珍しい。お前最近外出たくないって言ってたのに」

「昼間はね。夜なら、誰にも会わないでしょ。だから、夜なら平気」

葵は照れ臭そうに笑う。ルイはへぇ、と相槌を打ち、それから思い出したように手を叩いた。不思議そうに首を傾げる葵に、勢いよく笑顔と人差し指を向ける。

「まだ次の休みいつか分かんないから天体観測はいつになるかは分からないけど、もし俺が映画に出たら、映画は一緒に見に行こうな!」

人差し指で誰かを指さすことはマナー違反な行為だが、葵は怒ることはなくただ穏やかに笑った。

「うん……その時、外に行けたらね」

「おう、楽しみにしてろよ!」

そこで、ルイは玄関の鍵の開く音を聞いた。どうやら両親のどちらかが仕事を終えて帰宅したらしい。扉の方を振り返るルイに、「よいしょ」と声を出しつつ立ち上がった葵は小さく伸びをして窓に手をかけた。前を向き直したルイに笑みを向ける。

「そろそろ私も寝ようかな。ルイも疲れたでしょ、ちゃんと寝てね」

「おー、さんきゅ。風呂入ったら早めに寝るわ」

「うん、じゃあ、おやすみ」

「おやすみー」

葵は窓を閉めてから手を振り、カーテンを閉めた。ルイも手を振り返して窓を閉め、カーテンを閉める。

ビニール袋を持って廊下へと出て、後ろ手に部屋の電気を消すとそのまま階下へと降りていった。



ルイと葵は、生まれた時から一緒に育ってきた幼馴染だ。

母親同士が親友であるために幼稚園に入る前から共に過ごしており、高校生になった今でもこうしてほぼ毎日、窓を開けて会話を楽しんでいる。幼馴染というより、兄妹か双子と言う方が正しいほどに親密な関係だ。性格も好みも趣味もなにもかもが異なるが、その仲の良さはいつも変わらず、親友として信頼しあっている。微笑ましいと言われるような、無邪気で可愛らしい友情を築いており、愛情ではなく、友愛の感情で成り立つそれは、おそらくこれからも変わることはない。ルイは、そう思っている。葵もそうだろう、と。違うからこそ、よく分かるのだ。隣にいる時間は、誰よりも長い。

ルイは、撮影の待ち時間の多くを、写真を見て潰していた。最新式の携帯電話には幼い頃からの写真が入っている。夏祭りに行った時の浴衣姿、プールに行った時の水着姿。ファンからするとお宝となるような大量の画像は、そのほぼ全てが二人で写っているものだ。二人が幼稚園に入る前の物から、中二の終わり頃まで。それらを見て昔を思い出すことが、ルイはとても好きだった。唯一飽きない趣味だといっても過言ではない。

「足立くん、そろそろスタンバイお願いします」

「はーい」

ルイはマネージャーに呼ばれて、今まで見ていた携帯電話を置いた。そのまま立ち上がって部屋を出ていく。暗記した自分のセリフを暗唱しながら廊下を歩く彼の顔はまさしく真剣で、年相応の少年ではなく、一人の役者の顔だった。


*  *  *  *  *


映画を見に行こうと約束して一年ほどが経過したある日、ルイは駅から家までの道を走っていた。バスを待っている時間ももどかしく、こけつまろびつ走る。白い息を吐きながら、マフラーをたなびかせながら。道行く人たちは驚いたように振り返るが、それを気にすることもなく走る。到着したのは自宅だった。ただいまとも言わずに靴を脱ぎ捨てて階段を駆け上がり、自室に飛び込んで上着も脱がずに窓を開く。隣家の窓は冬であるにも関わらずいつものように薄く開いており、腕を伸ばしてそれを開いた。薄暗い室内のベッドの上に毛布の塊があり、それを視認してすぐルイは声を張り上げる。

「葵、起きろ!」

「わっ」

毛布の塊はすぐに起き上がり、毛布の下から葵が顔を覗かせた。どうやら寝ていたらしく、ボサボサの髪の下から目を瞬かせてルイを見ている。混乱しているようだが、ルイは気にせず片手をあげた。その顔は、楽しそうな笑顔だ。

「ど、どうしたの? まだ昼前なのに、こんな時間に帰ってくるなんて思わなかった……」

「葵、映画見に行こうぜ! 俺出てるやつ! 今日前売り券発売日だったから!」

え、と葵は目を丸くした。しかしルイは勝気な笑みで、鞄の中からチケットを二枚取り出して彼女に見せる。しかし葵は膝立ちで近づいてきて、それから困ったように眉尻を下げた。申し訳なさそうに言う。

「……んー、ちょっと、無理かな」

「え、なんでだよ」

「無理なんだよ、どうしても……ごめんね」

葵は本当に、心の底から申し訳ないと思っているように言った。しかしルイは引き下がらない。引き下がることが出来ない。むっとしたように眉間に皺をよせ、真っ直ぐに少女の目を見つめる。

「なんでだよ、約束したじゃんか。俺が映画に出たら一緒に見に行くって」

「そうだね、でもまだその時じゃないんだよ」

「その時じゃないってどういうことだよ。……約束、破るのかよ」

「……まぁ、そういうことになるね」

葵はただそう言った。なんで、と問いたげなルイを見て、そして立ち上がって窓に手をかける。久々の至近距離で向けられた笑みは、幼馴染のルイも見たことがないような微笑みだった。

「だって君は、硝子のきつねを覚えてないでしょ」

「……え?」

「ごめんね、ルイ」

葵は微笑みを浮かべたまま、自分の部屋の窓を閉ざした。同時にカーテンも閉められ、完全に遮断される。ルイはそれを見たまま、動こうとはしなかった。

硝子のきつね。

それをルイは知らない。聞いたことがない。覚えている前に、それを認識したことすらなかった。しかし葵は、まるでルイも覚えていて当然のようにそう言った。

「……どういうことだ?」

ルイは、ただぽつりと呟いた。晴れていたはずの空は、少しずつ雲が増えている。今年初めての雪が、降るかもしれない。



次の休日、ルイはかつて通っていた中学校の裏山へとやってきた。山の中ならば誰かに見つかることもないので変装はせず、リュックに水筒、タオルだけを詰め込み、マフラーの代わりにネックウォーマーをつけて山道を歩く。電源を切った携帯電話はポケットにしまってあるが、今日は一度も見ていない。

この山は、よく二人で遊んだ山だった。

危険な崖などもなく、子供たちの格好の遊び場だ。この街で育った子供たちの多くは、この裏山で遊んで育ったといっても過言ではないだろう。たくさんの思い出が残っている。ここで誰々が転んだ、ここには昔ブランコがあった。こっちに秘密基地、あっちに野良猫の一家が住んでいて……。懐かしいことを思い出しながら、ルイは口角をあげる。

 映画の誘いを断られた日から、ルイは葵と話をしていない。隣家の窓は閉め切られており、どれだけノックしてもその窓が開かれることはなかった。これは本当に珍しいことで、それも今、ルイが山道を歩いている理由の一つなのだ。

ルイの忘れた「硝子のきつね」が、一体なんだったのか。

それをルイは全く分からないし知らないが、しかしこの山に来れば何か分かるのではないかと思っている。確証はない、ただの勘。しかし、これが正解であるかのように心の中はとても落ち着いていた。そうして、ただ山道を歩く。

「そういえば、この山の上って何があんだっけ」

 ふと、ルイは歩きながらつぶやいた。子供たちが遊ぶことが多いのは山の中腹にある広場や神社の境内なのだが、更にその上は危ないという理由で学校から禁止されているのである。中学生だった頃の彼も、虫が多いという理由から山の上には行かなかったが、何故だか、行かなくてはならないという気がしていた。

うん、とルイは一つ頷いて、いつも遊んでいた広場を横断し、更に上に続く道を歩き出した。広場までの道はそれなりに人が通るために草が生えておらず、道も分かりやすかったが、ここからはそれも無い。険しい坂や大きな岩などを迂回してさらに登り、ちらほらと雪も積もっている斜面を上がり、山の頂上に着いたのは陽が沈む頃だった。

彼が家を出たのは昼過ぎだったので、四時間ほど歩いたのだろうか。冬の間は陽が落ちるのも早く、ルイは少しだけ息を吐いて周りを見た。

今まで登ってきた方を向けば、民家の明かりが見える。地上の星を見つめてから上を向くと、そこでは本物の星が光っている。空気が澄んでいるのか、いつもより綺麗な星空だ。ルイは携帯電話を取り出してそれを写真に撮ろうとして、普通のカメラでは写らないだろうという事に気が付いたのか、それともその写真を見せようと思った人に会えないだろうと思ったのか、写真を撮らずに再びポケットに仕舞った。そして深く息を吐いて山を下ろうと一歩踏み出し、そして聞こえた音に振り返った。

「……水の音?」

それは川の流れるような音だった。

ルイは少し考え、その音がした方に歩きだす。木々の間を歩いていくと開けた場所に出た。

そこに広がる光景に目を丸くする。そこはそれなりに広い池だった。池というよりも泉と言うべきか。湖と呼ぶには小さすぎるが、池よりも大きい。ルイはその泉の静かな水面に月が輝いているのを見て、そして向こうの岸に視界を移す。

何かの波紋。

水面の月が揺らぎ、そしてその色をそのまま形にしたような、透明度の高いガラスのような、獣を捉える。それは岸に上がると体を震わせて水を飛ばし、そしてルイの方を振り返った。

距離はあるのに、それを目が合ったことだけは分かる。ルイは息を吐きだし、思わず呟いた。

「……硝子のきつね」

ガラスのように透き通って見える体毛の狐は、しばらくルイを見つめていたが。体を震わせて水滴を飛ばすと、軽やかな身のこなしで木々の間に姿を消した。元々薄い体毛の色が濡れたことで月の光を反射し、それがガラスのように見えるのだろう。

ルイはその場に座りこんだ。そして自分の手を見下ろし、また小さく呟く。

「……あー、思い出した」

彼は、あの狐を見たことがあった。中学二年の終わり頃だったろうか。その時は隣に葵が居た。二人は山の上を見に行ってみようとここに来たのだ。そして狐に会い、その帰り道、山を下る最中に泉から山のふもとへと流れる川に落ちた。


ルイは顔をあげ、そして泉を見たまま口を開く。

「……そっか、全部俺の空想だったんだっけ」

「うん、そうだよ」

不意に、後ろから返事が返ってきた。ルイはゆっくりと振り返る。そこには葵が立っていた。中学時代の、紺色のセーラー服を着て。葵はルイと目が合うとにこりといつものように優しく笑った。

「ルイは、私を助けようと飛び込んでくれたよね。私が足を滑らせた」

「溶けかかった雪のせいで石が濡れていたから。それで落ちた葵を見たから、手を伸ばした」

「そう、それで、ルイは病院で目を覚ました。近所の人が岸に流れ着いた私たちを見つけてくれて、大学病院に搬送してくれたから」

葵は笑顔のまま言う。ルイは頷いて、そして小さく笑った。

ルイは、はっきりと思い出した。彼が本物の葵と会ったのは、その日が最後だ。もしかすると、今も彼女は病院にいるのかもしれない。病院の白いベッドに横たわっているのかもしれない。眠っているのかもしれない。……いないのかもしれない。その真実をルイは知らないが、しかし今目の前にいる葵が、そして今まで話していた葵が空想と妄想で出来ていることは知っていた。

今まで、葵は引きこもって、頑なに人前に出ようとしなかった。なぜなら、ルイの空想で作り上げただけの葵を、他の誰かが見ることは出来ないからである。 それを無意識下でルイも理解していたから、空想の中の葵を人前に出ないという設定で生かし、残し続けていた。生死を知るのが、彼にとってなによりも恐ろしかった。知ってしまうくらいなら、空想に浸っていたかった。

ルイは小さく笑い、葵に言う。

「ごめんなー、忘れて」

「えへへ、いいよ。思い出してくれたから」

「さんきゅ。……色々と、ありがとな」

「どういたしまして。……それじゃあ」

おやすみ、と葵は言った。そしてその姿は跡形もなく消える。ルイは黙って立ち上がり、そして山を下ろうと歩き出す。

静かな水面に、月はきらきらと輝くだけだった。


*  *  *  *  *


 ルイは街を歩いていた。

季節は春を迎え、桜の蕾もほころび始めている。帽子をかぶって伊達眼鏡とマフラーをして変装したルイに気付く人はおらず、ただ人の波だけが滞ることなく流れていく。

もう彼は子供ではない。先日無事に成人式を終えた立派な大人だ。とはいえ小柄なところは変わらずで、いつも友人たちから茶化される。テレビ番組などでも、まさかこんなに小さい奴が成人なんて、と事務所の先輩や共演者からもよくからかわれている。俳優として売れ、忙しい毎日を送るルイだが、今日は最近では珍しく午前の仕事がないため、家にほど近い商店街を歩いていた。

「あ」

ふと強い風が吹き、ルイの頭から帽子をさらう。押さえようとするが間に合わず、彼は照れたように笑みを浮かべながら振り返った。そして目を丸くして動きを止める。

彼の視界の少し先には一台の車椅子と、それに乗った女性が一人。車椅子に書かれている病院の名前は、忘れもしない大学病院の物だった。それを見て理解したルイは、安堵したように頬を緩める。少しだけ、その目に涙が浮かんだ。女性の、小さな傷のついた手には彼の帽子が握られている。温かな風に、毛先の揃っていない長い黒髪が揺れた。少し垂れた柔和な目や笑うと出来るえくぼは記憶のまま変わらず、幼い面影の残る彼女はいつものように柔らかく笑う。

「おはよう、ルイ」

 ルイは、すぐに明るく笑った。

次の休みの日には、家にある未開封の、自分が初めて出演した映画のDVDを持って隣家を訪ねよう。そう考えながら、口を開く。

「おはよう、葵」

その言葉にもう少女ではない生身の彼女もまた、明るく笑った。

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硝子のきつね 東条 @tojonemu

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