第13話 我々はスライム戦に突入する! 了解! 二時間目

「南無三!」

『どごどーん!』

「ピィィィィィ!!」


怒声と爆音が鳴り響くいつからこの世界は近未来になってしまったのだろう。

これじゃない、これじゃないんだ。私が望んだ異世界攻略はライバルと避けられない戦いをしたり勇者と女神が恋に堕ちるとかそういうのであるべきなのに‥‥。





「俺達もあいつらに負けるな!」

「フレイムニードル!」

「スパークレイン!」


おお!ようやくここが異世界だと認識させられるキャラクターが!!いいぞ!頑張れ!負けるな!


「そこにいる奴!危ないぞ!!」

「へ?」


『ドドドン!』

「ぎゃぁぁぁぁ!!!」


日本兵士達の勢いは止まらず冒険者を巻き込みながらスライム達を狩りまくった。


結果。

「弟子にしてください!」

「俺達もあなた達のように強くなりたい!」


その人達は日本兵の弟子になった。


‥‥‥‥‥‥‥畜生が(ポツリ)



◇ギルドハウス受付


「えっと?彼らがギルド志願者ですか?」

「は、はい‥‥‥。」


「俺はクロスリー・レイル二等兵であります!」

「私はサージェス・ムルク二等兵であります!」

「「‥‥‥了解!!」」


さっそく侵食されていました。



◆リザルト

スライムシャワーは異世界歴で初の一日エンドで終わった。

名の通りスライムは地方から全滅。経験値は日本兵士達の物となった。


「我々の勝利だ!」

「「万歳ーー!!!」」

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