第11話 スローライフに帰還する! ダメだ!
「どうも。我々はこの地方にもっと大きく展開すべきだ。」
「どうひゅうこと?」
今は異世界で最も頑丈であろう拠点の中で食事時間。
ちなみに今食べているのは、兎型のモンスター、アルミラージをまる焼きにして美味しく頂いているところだ。
これが本当に旨い。
「今まで我々は小精鋭しかおらず依頼をこなせる数も少なかった。だが今は違う。
100000人の兵士と10000人の技術者がいるのだ。日本帝国の存在をこの地方にもっと多く植え付けるために我々はこの地方全域に広がるべきだ。」
「ごくん、ん、なるほどね、今は魔王軍もあんた達にやられて撤退していることだろうから民を救助するともっと名声が拡がるかもね。」
「では早速行動に移る。100000の兵の内、10000を引き抜き、残りは待機。兵士1000人と技術者100人で構成し、各地10ヶ所へと赴くのだ!」
「「了解!!」」
こうして彼らはこの拠点を去り、それぞれ指名された街へと旅立っていった。
きっと彼らはめちゃくちゃな行動をしながらもその地の人々に好かれ、馴染んでいくことだろう。
「おい、女神(仮)ギルドの任務に行くぞ。」
「「突撃ー!!!」」
「ちょっと待ってよ!!」
そんなこんなで私達の生活はようやくスローライフになりました。
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