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目次
泣くという表現で
泣くという表現のナニがワルイの？
悲しみを吐露して
吐き出して
その水の粒 まるごと抱き締めて
受け止めるぐらいの度量は
あるんだ
こんな僕だけど
アイツガワルイ
コイツハツカエナイ
アイツガミカタデ
アノコハイイコで
アイツハテキデ
そんな掃き溜めにも近い雑音が
君を責めるけど
雑音と誹謗と中傷でしか
自分を表現できない哀れな肉食獣の
皮を剥いでしまえば
なんて哀れで
一人ぼっちな世界だと
同情してあげればいいんだ
泣くという表現を
素直に表せなくなって
それをオトナだと言うのなら
失くしてばかりのオトナよりも
剥き出しで純粋な
君の夢物語を聞かせて欲しいんだ
今すぐに
あなたが声をあげて泣くとして
あなたが声を殺して泣くとして
いつか大事なものを失くしてしまうとして
大事な事を亡くしてしまうとしても
あなたの声が
僕の耳に届く限り
あなたのもとへ
ただ寄り添うことでしか
あなたに表現できないにしても
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