白き鎧 黒き鎧 外伝 《黒焔の王》
つづれ しういち
人物紹介
※多少のネタばれを含みますので、人物の照合等にその都度ご利用くださいませ。
※諸般の事情により、異世界の住人たちの年齢は、本編「白き鎧 黒き鎧」登場時の《見た目による推定年齢》となっています。
◆ヴァイハルト
ノエリオール王国軍の天騎長。26歳。天将ザルツニコフの甥で、サーティークとは妹を介して義理の兄弟になる。少年の頃より、妹レオノーラに対し、兄として以上の想いを心密かに抱いてきた。
◆サーティーク
南の国、ノエリオールの国王。24歳。日本刀によく似た得物を好み、戦闘技術に長けた武辺の王。とある事件により「狂王」となり、「《黒き鎧》信仰」の人々を弾圧、次々に死刑台に送る。《鎧》に激しい憎しみを抱き、その謎を解き、それを破壊することを生涯の悲願としている。
◆レオノーラ
ヴァイハルトの妹。サーティークの正妃となるが、若くして非業の死を遂げる。その死については《黒き鎧》が関係しているが、多くは謎に包まれている。明るく、泣き虫で粗忽者。兄・ヴァイハルトを非常に敬愛している。享年、16歳。
◆ザルツニコフ
南のノエリオール王国軍の天将。48歳。生真面目で勇猛果敢な大将軍。ヴァイハルトとレオノーラの伯父にあたる。意志が強く、理知的な性格。国王ナターナエルと、その息子サーティークに心酔している。
◆ナターナエル
第三十四代ノエリオール国王。サーティークの父。温厚篤実な賢王。体が弱く、《黒き鎧》の儀式の最中に命を落とす。その後、バシリーの手により、宗之が召喚されることになる。享年、42歳。
◆ヴィルヘルミーネ
ナターナエルの正妃。サーティークの母。誇り高く、明るく活発で気の強い性格。ナターナエルの死後、宗之となった彼を夫だと信じている。サーティークの妻となったレオノーラを、我が娘のように可愛がっている。
◆エグモント
ヴァイハルトとレオノーラの父。温厚で穏やかな人柄。二人を心から愛している。
◆アデーレ
ヴァイハルトとレオノーラの母。見た目は美しいが、控えめで優しい女。ヴァイハルトとレオノーラをこよなく愛している。
◆
やがてこの王国にやってくる、佐竹煌之さたけあきゆきの父。剣道の有段者で、もと会社員。異世界からバシリーによってこの地に召喚され、依頼、国王ナターナエルの「影武者」のような立場とされる。清廉で
◆マグナウト
ノエリオール王宮、文官最高位の宮宰。78歳。清廉かつ英明な人柄で、情に篤い。サーティークを実の孫のように慈しみ育て、いまだに彼を「若」と呼ぶ。王宮の辛い過去について、決して多くを語らないが、これまで大いに心を痛めてきた。
◆バシリー
ノエリオール王宮に仕える宮中伯の老人。御前会議において、マグナウトに次ぐ地位にある。《鎧》に異常なまでに固執し、その儀式を行なうことに狂信的なまでに執心している。ナターナエル王の死後、異世界から宗之を召喚した。
◆コリーナ
レオノーラの侍女。レオノーラとほぼ同い年の少女。
◆ディートハルト
ヴァイハルトの兄で、次兄。王都クロイツナフト内にある王立学問所で教師を務めている文官。心優しく、聡明な兄。
◆クラウディオ
ヴァイハルトの兄で、長兄。父から地方の領地を預って、普段はそちらで暮らしている。
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