(ヒキニートの)異世界生活記

鼬。

第1話 ようこそ。異世界へ

最初の出来事をお伝えしよう。ある日...


カタカタカタカタカタカタ.......

「んんっ~…はあ、のどかわいた…」

ガチャ

「さすがに夜は静かだな」

ウィーン...自動ドアがひらく

「いらっしゃいませ」

何でだろうな、コンビニ来るとなんか成人向けコーナーに足が行ってしまう。何でなんだか。まあ、いい。早く飲みもん買って帰ろ。

あれ?メガジンポテトいつの間に無くなってたんだろ?まあいいや。なんてことを考えたりしながら、コーラを手にレジへ向かう。

「ありがとうございました」

ウィーン、そしてまた自動ドアがひらく。家に帰ろ!そして今日もオールするぞ!

などと考えながら家へ向かう。家の扉に手をかけたその瞬間、何者かに口に布を当てられた。ドラマとかであるやつね。コ○ン君とか(それはドラマじゃねえか笑)。そして気を失い、ここへ連れてこられた。うん、ここがどこかというと、一言でいうと異世界というところだ。なぜこうなった?なぜだ?全くわからん。あ!

あれか?最近は異世界物多いからか?でもなぜおれだ?ヒキニートだから?お約束だからか?はあ、もう何なんだか?あ、俺は八神 龍一という者だ。ということで、

俺はこれからどうすりゃいい?拉致られて、異世界来ちゃうとかまじヤバいな。


「ジーーーーーーーーーーーーー」

「ん?な、なに?」

「ジーーーーーーーーーーーーー」

なんなの?マジなんなの?何か女の子がずっと見てくるんですけど!こんなに見つめられたことないから、なんかスゴいな!

で、なんのようですか?

「なに?どうしたの?」

「ジーーーーーーーーーーーーー」

マジなんなの?もうやめてほしんだけど。せめて座らせて!ずっと立ったまんまだから疲れたんですけど!

「お兄さん、なんかへン」

グハアッ!この世界来て最初に言われることが酷すぎませんか?今私の心に雷落ちましたよ、お嬢ちゃん。何処が変なんですか?はあ、異世界ライフが思いやられるわ、ホント。はあ、そんなわけで異世界生活始めていきますよ!

                               続く

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