無計画

 優しい布団に守られてまた

 いつもの当たり前の朝を迎える

 太陽に導かれた光の道をずっと


 少し風が冷たくなって来たかな?

 そう言えば落ち葉も少しずつ増えて来たな

 あの鳥は…もうそうなんだ…


 長袖の似合う季節にシャボン玉が飛ぶよ

 上手く風に乗ってこの景色の何処まで行くのか

 何もかも置き去りにして心の向くままに


 気取った街は予定通りに事を運ぶよ

 本当の季節は行ったり来たりとても気まぐれなのに

 今はほら、寒い季節をあてにしてる


 足音は相変わらず無機質に辺りに木霊する

 僕もその一つに混じってる

 ふと見上げてみたら雲一つない青空


 さて、これからどうするかな?

 取り敢えず、メモは無かった事にして

 ちょっと遠くまで足を伸ばしてみよう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る