ポジティブに行こう!

綾部 響

評価について

 カクヨムに限らず、評価システムがある小説投稿サイトでは、自分の評価が非常に気になる事でしょう。

 折角丹精込め、愛情を込めて作り上げた作品なのです。少しでも多くの人達に見てもらい、少しでも評価が欲しいのは当然だと思います。

 評価点や、星による評価ならば1ポイントでも多く、レビューやコメントがあるならばそれにも意見を言って欲しいですよね。


 しかしこのカクヨムや、小説家になろう、他にもある小説投稿サイトにおいては、見て貰ったと言う足跡を確認できても、言葉をもらう事は割と少な目ではないかと思います。

 そしてそれを重く受け止め、嘆く作家さん達が多い事も事実。


 自分の作品に対する評価が欲しい。

 自分の作品に対する応援が欲しい。

 それが例え厳しい物であったとしても、前向きに受け止めて見せる。


 そう考え、そう願う作家さんが、カクヨムや他のサイトで声高に叫んでいるのです。

 しかし、ちょっと考えてみて下さい。

 

 ―――日本人の性格と言う物を。


 日本人は引っ込み思案で自己主張が下手、そして何よりも面倒臭がりなのです。

 良い作品に出合った!一気に読んじゃった!でもそれでもう疲れたな……。


 ―――コメントは、別になくてもいいや。


 あなたの作品に、PVは付いていてもコメントやレビューが無い理由、それは日本人の性格だからなのです。あなたのせいでは無いのです。

 そして、自身の作品にコメントを!レビューを!と願っても、難しい問題なのです。

 日本人は思った事を表現する時、


「もしこれで相手が怒ったらどうしよう?」


「自分の評価やコメントが、頓珍漢な物だったら……どうしよう?」


 と真っ先に考えてしまうのです。そして手が震え、書く事を躊躇ってしまうのです。きっとそうです!

 だから、コメントやレビューが無いのは、何もあなたの作品に思う所が無いと言う事ではないのです。

 勿論、それらが無いと、サイト内で目立つ事は出来ません。そう望んでいる人には虚しいかもしれません。

 しかし諦めないで下さい。

 いつかきっと、コメントやレビューを躊躇わない人が、きっとあなたの作品を見てくれます!


 大丈夫ですよ!

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