第1話 日の出または朝日

 日の出は本当に気持ちが良くなる。スッキリする。日の出が気持ち悪いなんて、ドラキュラや悪者ぐらいなのではないだろうか。

 日の出を見ると、色々な考えが浮かんで来る。

“...体が浄化されていくようだ”

“はぁ、今日もまた今日が始まるんだなぁ”

“眩しいぃぃぃ”

“今日は何をしようかな”...............等々。

 くだらない、特に深く考える必要の無い事ばかりがたくさん浮かび、重要な事は、少し後もしくはくだらない事に結びついて、浮かんで来る。それに慌てたり、驚いたりするのも、結構そんな自分が面白く感じるものだ。

 他にも、朝日を浴びると、何か新しい事にチャレンジしてみようか、という気持ちになる。

“少しだけ家の周りを走ってみようか”

“ちょっと何処かに一人で出てみようか”

“本屋に行って、ぶらっとしようかな”

 これは、チャレンジでは無いか。

 まとめると、いつもと違う事にチャレンジしたくなってしまう。

 僕は、日の出のまさにその瞬間を見た事はないけども。

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