worm
疲れ切った顔をして
今日も朝を迎えた
希望の朝なんて
嘘っぱちだって
重い体を引きずって
引きつった笑みで
「君の理想は死んだんだ」
ワームが次から次へと
作り変えていく
世界の嘘っぱちばかり増えて
いつか放り投げた
あの日あの時の理想論を
ワームたちが嘲笑って
痣だらけで
あざとい笑顔に作り変えて
ほんの少しでもと、
傷つかない方法ばかり
探していることに気付かない
懐かしい過去の話ばかりしている
昨日、今日、それで満足なの?
インスタントでもいいから
理想、語れよ。
いつか、いつの日か
そんな言葉ばかり並べてみてさ
壊れていった夢とか
思い通りにならない事実ばかり直視して
叶わない夢を見る事を忘れることで
ヤケッパチとイッパチを勘違いしているんじゃない?
ワームが次から次へと
作り変えていく
世界の嘘っぱちばかり増えて
もう薄れてしまった
夢と希望なら、絵空事とアルバムの中に
しまいこんでしまってさ
理想を語れないオトナが
どんな夢を描いて
子ども達に未来を彩るの?
ワームのせいばかりにしないで
絶望の向こう側のワームホール突き抜ける
ブラックホールの黒さを上書きする、透明な蒼さ
そんな、一文のコードは
君の理想
それだけでしょ?
インスタントでもいいから
理想、語れよ。
君の理想が
明日の「本当」になる
ただ、それだけのことでしょう?
ブラックホールの黒さを上書きする、透明な蒼さ
そんな、一文のコード
「君の理想」
>>Enter.
>>プログラムは実行されました。
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