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境界線が崩れるのは

イッシュンで

価値観が違う生き物を

寄せ集めたシンクタンク

つぎはぎだらけで

チクタク打ち鳴らす

錆びた歯車の懐中時計

時を進めたいの?

戻したいの?


当たり前のことが

その人には

当たり前じゃないという

ただ、それだけの齟齬だけど


くだらないことと

笑い飛ばすことができない時が

たまにはあって


当たり障りない外交で

傷つけない方法ばかり考えては


当たり前が当たり前じゃないことに

飲み込まれて


当たり前のことが

その人には

当たり前じゃないという

ただ、それだけの齟齬だけど


当たり前のことが

その人には

当たり前じゃないという

ただ、それだけで


オトナシステムの中で

かぶるのが当たり前の仮面の下じゃ

君はこんなにもナキガオで


生まれも価値観も違う

イキモノが

ひしめき合って

僕らイキテルからさ


泣きたくなることも

叫びたくなることも

分かち合えないことも


噛んで、飲み込んで

時を進める


こんなにも当たり前が違う僕ら

3丁目のデータベースに残した記憶、

断片化するほど脆くもない


当たり前のことが

当たり前にならない

そんな時ぐらい


スガオを晒したっていいんだ。

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