冬の始まり、明晰夢
すごく狭い階段
なんども上り下り
暗くてツルツル滑る
階段下に電気のスイッチがあって
それを消して上るとすごく暗いけど
下で電気を消して登らないと
登った上ではスイッチがなかった
私は何をしているんだろう
と思った
キャイ〜ンの天野くんを思い出した
お金を貯めても何になるんや
と思った
北京にいた
私は行くところがない
皆仲間連れで観光してた
高校の同級生とかが
目の前で、枠組みだけに風化してしまったような廃屋があった
そこは新宿ということになっていた
私はここを買って改装して住もう
けれど大変そうだと思った
ら、その廃屋が倒壊した
そしてそこはまた北京だった
廃屋のある通りの右側が、食べられないお土産を売っていて
左側は食べられるお土産を売っていた
通りの突き当たりに新宿御苑みたいな公園があって、そこに行きたいと思ったが
入場料をケチった
北京は夜になってしまった
私は警察に声をかけて
街が歩きたいと
どこに行けばいいか聞こうとした
英語が通じないから、紙に「楽」と書いた
そしたら横から外人が来て、意思疎通を手伝ってくれるようだったが
結局ディスコの場所を聞いて去っていった
綺麗な女の人だった
二人組だった
母さん
そう呼ばれた
優しい男の子の声だった
目が覚めた
私はすごく寂しい
今日は風がうるさい
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