第2話 学歴コンプレックスとは
コンプレックス。広辞苑によるとコンプレックスとは
「心の中で抑圧されて意識されないまま強い感情を担っている表象の複合体。病的行動の原因となることがある」
とされています。つまり、意識はしていないけれど何かに対して思い悩んでいる状態のことをコンプレックスで悩んでいる状態といってよいでしょう。そして肝心の学歴コンプレックスとはこのコンプレックスの症状の1種類と考えられます。
とりわけ学歴コンプレックスとは
「今までの自分の学歴に対して強い負の感情を抱いている状態」
と定義することができます。自分が生きてきた経歴を否定して生きていくことは思った以上に辛いことです。日常生活で私達が学歴コンプレックスを発症するライフイベントは多くあったはずです。中学受験、高校受験、大学受験。受験という椅子の取り合いに負けた瞬間に誰しもかかってしまうかもしれないコンプレックスが「学歴コンプレックス」といえます。学歴コンプレックスを発症すると様々な弊害があります。例えば、私が学歴コンプレックスにかかっている時には何に対しても無気力で焦燥感からか毎日を惰性で過ごしていました。また、食欲も失せ、食事を楽しむ余裕すらなくなりました。普段運動をしていないのになぜか学歴コンプレックスで悩んでいる時には体重が減少していました。これらの事例からわかるように学歴コンプレックスをこじらせると心身ともに大変なことになります。学歴コンプレックスの克服の糸口を掴むためには体系的に学歴コンプレックスを紐解いていく必要があります。
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