名探偵コナンの系譜〜ミステリーは永遠に
このところ、名探偵コナンの劇場版をみている。特にライバルの怪盗キッドや服部平次が出てる作品がなかなかのお気に入りだ。
当然ながら漫画やテレビを観ていた世代ではない。
しかしなぜか妙に惹きつけられるものがあるものだ。それが何なのかをこのところ思い返していたのだが、やっと見えてきた。
それは小学生時代に学校の図書館で借りて読んだ江戸川乱歩の少年探偵団シリーズである。
ポプラ社発行のこのシリーズは乱歩の作品を子供向きに書き直したものでイラストが入り、読みやすい本に仕上がっていた。
名探偵明智小五郎とそれに協力する小林少年率いる少年探偵団が怪人二十面相と対決するのだ。
二十面相は変装の達人で神出鬼没、血を嫌いあくまで知能戦にこだわる。
ほんとあの頃手に汗握ってページをめくっていた。
今から思えば本格的な謎解きにプラスしてアクションや冒険の要素が詰まったエンターティメントだったのだ。
名探偵コナンは漫画が連載25年、アニメも放映23年を越えた。
もはや国民的ヒーローである。
今年公開された劇場版も動員トップの記録を達成した。
時代を越えても子供たちの好奇心が尽きない限り、ミステリーは永遠だなとつくづく感じる。
ひとつ気がかりな点はコナンはどのようにしてエンディングを迎えるのか?
それが楽しみだし自分が生きてる間にけりをつけてほしいと切実に願うのだ。
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