280625 叱られれば腐るし、褒められればつけあがる

叱られれば腐るし、褒められればつけあがる


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「褒めて伸ばす」と「けなして伸ばす」どっちがいいと思う? スレより引用

(元スレ:ttp://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1466642077/

 まとめは ttp://blog.livedoor.jp/kekkongo/archives/1859910.html)


1:名無し募集中。。。:2016/06/23(木) 09:34:37.13 ID:0.net

俺はけなされた部分だけ伸びて褒められた部分は努力せず

大人になったらことごとく通用しなくなった


2:名無し募集中。。。:2016/06/23(木) 09:35:53.93 ID:O.net

人による


47:名無し募集中。。。:2016/06/23(木) 10:12:58.64 ID:0.net

けなされてモチベーションが上がるタイプは習熟に関する方法が適切であれば伸びる

良い指導者がつけば正しく伸ばすことが可能

バカだったりすると変な方向に行く場合が多い


52:猫:2016/06/23(木) 10:15:44.35 ID:0.net

>>1 「褒めて伸ばす」が無難だと思う。

「けなして伸ばす」には二つの条件が必要。

1)けなす側が、けなされる側から尊敬されていること

2)辞めても、いくらでも、優秀な人材が補充できる環境


1)2)の条件を満たす組織は、滅多にない気がするけど、


74:名無し募集中。。。:2016/06/23(木) 10:27:54.76 ID:0.net

叱られれば腐るし

褒められればつけあがる


115:名無し募集中。。。:2016/06/23(木) 10:42:17.93 ID:0.net

褒めて伸ばすに決まってるだろ

豚でも木に登るんだぞ


貶すなんてやる気をそぐだけ

怒るのは萎縮させるしな


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 親戚の末弟で、生まれつき足が悪い方がいます。そのご両親はその障碍しょうがいを申し訳なく思い、強く当たることがなかったそうです。

 その結果かどうなのか、その人は平気で距離感のない言葉(親や面識ない他人に若者言葉、タメ口)を口走ります。悪口を言うことも多くて、やはり付き合いづらさを感じます。


 私は生来けなされることが多かったです(私の是非というより、保護者の性格によるものです)。しかし、引用のやり取りにもあるように、習熟方法を次々と学び取る能力には長けていましたので、自分を伸ばすことにはあまり困らなかったと思います。(ただしスポーツは除く。伸ばす方法が感覚的すぎて分からんのや! センスがないんや!)

 とはいえ、社会人で私自身が結構通用するやん!と実感するまでは、自己肯定感が低くて困ったこともありました。何をやるにもけなされた経験があるので、新しく始めることが不安だったりするんですよね。それは大きなデメリットだと思います。余程魅力を感じないと新しいことをしないし、人間関係も積極的に築こうとしません。克服したつもりではいるのですが、潜在意識化では行動が制限されているんだろうなぁ。これもアダルトチルドレンの影響下ってやつなのかもしれません。


 褒めるかけなすか、どちらが正解かは、「人の性格による」「バランスだろ」で話を終わらせちゃうこともできるでしょう。

 個人的には本人が気づいていない方を指摘するほうが結果に繋がるかと思います。褒めるべき長所に気づいていないなら指摘すれば励まされるでしょうし、けなすべき短所ならば克服に繋がるでしょう。で、どちらも気づいているようなら、褒めたほうが良いでしょうね。


 作品についてアドバイスする場合も、他の人が話していないことをなるべく指摘するように心がけています。本当に致命的でなければ、私は基本的に褒める場合が多いです。賞向けにやるというのであれば、厳しく批評することもできますが、多分私は甘いのだろうなぁ。 


 前提として、あくまで客観的に、評価すること自体のみを純粋に評価すること自体が大切です。ウサ晴らしや上機嫌などの感情が見透かされては、効果はなくなります。

 でも、結構こういう理不尽な褒められ方や、けなされ方をしたことがある人は多いんじゃないでしょうか。感情的な接し方ばかりする登場人物を出すと、そこそこの共感を得られることはあるでしょう。小物感が出るので、小悪党にもグッド。


 物語上での褒めるまたはけなすの役割なのですが、基本的にはこれは褒めたほうがいいです。最近「俺TUEEEE!」が流行っているのは、読者も読んでいて気持ちがいいからです。そのキャラへの好意の提示にもなりますので、褒めるべきところがあれば、すかさず褒めたほうが良いと思います(そればかりだと胸ヤケもしますが)。基本的に主人公は有能なのです。でなければ、周りから注目されませんし、流れの中心にはなりませんから。だから、ちゃんと称えるべき所では称えるべきだと思うのです。

 昨今は読者にもストレスを与えない作品が増えている気もしますが、けなす場面も重要な役割を果たします。相手との実力差を強調したり、相手への反感を高めたり、主人公のコンプレックスを強調したりなどなど。いずれにせよ、けなす目的をはっきりさせた上で使ってください。あるいは、けなされたけども後で打ち負かす!のようにカタルシスをはっきりイメージした上で使いましょう。

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