第112話 ムーンライトに憧れて

 光と言えば 太陽と月

 どちらも明るく下界を照らす


 太陽の光サンシャインまぶしくて尊い

 力と希望を与えてくれる

 世界を奮い立たせる 魅力的な存在


 月の光ムーンライトは柔らかくて優しい

 夢と安らぎを与えてくれる

 世界をいやす 心地良い存在


 太陽はとても目立つ

 いつもみんなの中心にいる

 まるで世界を治めるみたいに


 月は結構控えめ

 夜しか輝くことはない

 まるで陰から見守るみたいに


 小さい頃 月はすごいと思った

 夜をしっかり照らしているから

 月がなければ世界は闇に包まれるから


 太陽のすごさがわかったのは後のこと

 月の光ムーンライト太陽の光サンシャインで霞んでしまう

 それでも 月が好きだった


 月の光ムーンライトは弱々しい

 でも とても心地良い 

 人の心を安らかにしてくれる


 月の光ムーンライトになりたいと思った

 太陽の光サンシャインの届かない世界が良かった

 そこで誰かの役に立ちたかった


 それは子供の戯言ざれごと

 大人が真面目に話したら引かれそう

 でも 意外と真剣マジだったりする


 RAYレイというのは一筋の光

 それは微かで弱々しい

 ついでに言えば 結構気まぐれ


 だけど必要とされることもある

 そう信じてここにいる

 月の光ムーンライトに憧れて



 RAY

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