第26話 同じひとつの夜
姿が見えなくても 声が聞こえなくても
ボクたちがいるのは 同じひとつの夜
同じ
ひとりに見えて 決してひとりなんかじゃない場所
宇宙を見上げると 誰かの思いを感じることがある
喜びだったり 怒りだったり 悲しみだったり
そんなとき ボクは願いをかける
「たくさんの思いが伝わりますように」
喜びを共有できたら もっとうれしくなるから
怒りを聞いてもらえたら 気持ちが落ち着くから
悲しみを知ってもらえたら 寂しさが和らぐから
声が聞こえても空耳だなんて思わないで
それは 同じひとつの夜にいるボクの声
ボクたちが同じひとつの夜に息づいている証し
RAY
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます