【K】の幻想物語

KuRoYaN

幻想図書館

【閲覧者】のあなたが最初に読むお話し

世界のどこか、はたまた別次元か、そもそも存在しないのか。


こんな図書館の存在を知っているだろうか。


全ては黒い表紙に包まれた書物。


幾千にも広がる中で、そこにきた閲覧者タビビトは、様々歴史を垣間見るという。


真実、隠された事件、公表されていない裏側、世界が網羅された書物ばっかだという。

また、この世界ではありえないようなファンタジーな物語や、ハリウッドで描かれそうなSF物のような小説もあるのだとか。


そこまでは問題ない。この話の問題は、そこではなかった。


問題なのは、記された歴史に未来が描かれていたという事実。



所詮物語 所詮小説 所詮だれかの戯言に過ぎないお話し。



読んだ人にしか想像できない脳内の解釈。それは幾千にも及ぶだろう。


おなじ人間がいないように、時間が二度と戻らないように。


【物語】の解釈は、固定できない。




だからこそ、此処にくる閲覧者タビビトは、想像し、考えてほしい。



解釈は、誰にも支配されない個人の自由だ。



さぁ、好きな物から読むとしよう。



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