第48話 困難は今までを脱ぎ捨てるチャンス。
辛い。
肉体的に、精神的に、状況的に
いや、理由もないのに辛い時ってある。
逃げ出せるならいいけれど(戦略的撤退は大事)
逃げ出すこともできずに追い詰められたら
それは、ものすごーいプレゼント、祝福だ。
冗談じゃなくてそう思う。
楽チンな、上手くいってる時は
なかなかやり方を変えようとしない
当たり前だ。
新しく取り入れることも、今のベースにのせるだけ
根本から入れ替えるのは容易じゃない。
だから人生のフェーズが変わろうとしているとき
どうにもこうにもならない状況になる。
大事な人がトラブルを起こしてくる
原因不明の体調不良
突然覆される約束事
全てにおいてやる気がなくなる
頭をかきむしって、布団に潜り込みたくなるようなことが頻発する。
でも、ここまで追い詰められないと
今までの信条を捨てられない。
正しいと思ってた理想
追いかけていた夢
必要だと思っていた豊かさ
こういう美しく、当たり前だと思っていたことを
変えなくちゃいけないとき
人はなんらかのトラブルで追い詰められる。
かぶってる仮面を捨てなさい
無理に着込んだ猫の皮を脱ぎなさい
大人ぶった考えは無駄ですよ。
思い切って、そういう大切にしてたもの、必要と信じ込んでいたものを
捨ててみたとき見えてくるものがある
本当に、そう。
自由、視野が広がる、肩の荷が全部消える、なんか力が湧いてくる。
世界の中心にいるのは自分だっていう
脳みそがおかしくなったようなことが
真に迫ってありありとわかるのだ。
それに触れたら、人生が変わる。
生き方を変えざるをえない。
でも変わりたくなーいって
昔にしがみつくと、さらなる試練がやってくるのだ。
諦めるまで、人生は何度でも試練という名のプレゼントを贈ってくる。
うん、とてもありがたい。
崇高も混沌も
憧れも反面教師も
どちらもあまり変わらない。
どちらも全部、自分の中にある。
己にかすりもしないなら
どんなに輝いていようと
感情がチラリとも動かないもの。
感情が動いた時点でそれは
あなたの一部なのだ。
嫌なしんどい、苦難のときは
新しい扉が開く、ほんの10分前。
諦めて倒れ伏すときじゃなく
不安で寒くとも、
「今までのやり方」を脱ぎ捨てるときなんだ。
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