第43話 本当に死にたい訳じゃなくて、 よりよく生きたいだけ。
死にたい、死にそう
なんて連発するのは
本当に死にたい訳じゃなくて、
よりよく生きたいっていう言葉の
類義語だ。
奥底ではこれっぽっちも生きることを諦めてない。
その希望は叶うよ。
あがけよ。
死んだような今よりも
絶対生きやすくなる。
苦しい停滞はいずれ過ぎ
恥ずかしい失敗は薄れ
悲しい傷は癒える。
今のままなんかで終わらない。
変わらないものは、この三次元では
本質的にはありえないのだ。
今は何をすればいいのかわからないかもしれない。
単なる悪あがきで体力を消耗してしまうかもしれない。
でも、やるしかない。
出来ることは多くなくとも、
行動するうちに見えてくるものがあるのだ。
じっと死にそうになりながら
うずくまっているのに飽きたなら
動き出すしかないのだ。
限界の扉を開け。
鍵をかけたのは自分。
躾。常識。良い子になりたい。
そんなものが錠前になってしまった。
今が辛いなら、鍵を外す時だ。
小さな世界から卒業するのだ。
あがけ、あがけ。
かっこ悪いのが生命だ。
あっさり綺麗になんか終われない。
髪振り乱して
鼻水たらしてもいいよ。
君の好きという核に食らいつけ。
結果なんか気にすんな。
そんなもの単なるオマケだ。
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