第3話 最初の客
植田さんとの微妙なやり取りがあった後。それでも、私の日常が大きく変化したわけではなかった。
術後に、これまで認めてくれなかった同伴なしの外出を認めてくれるようになっただけましだけど、鶏小屋に押し込められてる状況が解消したわけじゃない。それに嫌気がさしてるのは確かだ。でも私の馴化プログラムがきちんと動き出すまでは、母に大きな行動変化を悟られるわけには行かない。
二時間が基本で最小単位というレンタル時間は、私にとっては不在を母に説明しやすい。そのくらいなら、いつでも散歩だと言い逃れることが出来るからね。
だけど。中里さんのところで見せてもらった登録者一覧を見る限り、私に気付いてアプローチしてくる人はそうそういないと思う。登録後一か月過ぎてもノーリアクションなら、自分をアピールする方法を考え直さないとだめだろなあと。そのくらいのんびり構えてたんだ。
ところがどっこい。登録の翌日に、いきなり中里さんから電話がかかってきた。
「ルイか?」
「はい」
「指名や」
どきーん!!
「私に、ですか?」
「そうや。ただな」
中里さんの口調には、うんざり感が色濃く混じっていた。昨日話してたみたいな『困った常連さん』なんじゃ……。
「そいつは、新規登録のオトコに片っ端からアプローチして来よんねや」
「もしかして、トラブルメーカーですか?」
「せや。ただ、トラブル言うてん、そいつが何か登録者にしでかすわけやないねん。だから厄介でな」
「は? どういう……」
「ものごっつ、うっさいじいさんや」
!! なるほど。
「言うたらなんやけど、うちらんとこの登録者はアホばっかや。頭の回転の早い子は、水商売でたあくさん客が付く。レンタル屋のようなしみったれたとこには登録せえへん」
「そうか。おじいさんは、とっぽい登録者をへこませに来るっていうことですね?」
「せや。元は大会社の重役をやってたやつや。ずうっと偉そうにして来たんやろ。せやけど退職したらただのじじいや。だあれもそいつの嫌味や説教なんざ聞いてくれへん」
うー、私も聞きたくないなあ。
「うちにアクセスしてきよんのは、家でも余されてるからやろ。ゼニぃ見せびらかしてオトコ貸せぇ言いよんねや。けたくそわる」
あはは。中里さんも苦手なんだろなあ。でも、商売は商売ってことなんだろう。
「私は断れるんですか?」
「もちろんや。せやけど、わいが代わりにっていうのは出来ひん。あくまでも、あんたの都合で断るいう風にしてもらわな」
ああ、そういうことか。
「うーん」
しばらく考えた。そのおじいさんは、誰もが相手をしたくない箸にも棒にもかからない難物なんだろう。私には荷が重いかもしれない。でも……。
「そうですね。二時間ですから、会ってみます」
「おい! 大丈夫か!?」
中里さん、本気で心配してる。くす。
「あいつはほんまに壊し屋やで。俺があいつに斡旋したないのは、登録者壊されたないからや。半端な威圧やないで?」
「私も本当に変わってるんです。そうそう壊されませんよ」
「ふうん……。ほんまにええんやな?」
「はい」
前庭では訓練の意味がない。そう言ったのは私自身だからな。
「せやったら、今日の午後一時に事務所に来てくれ」
「分かりました。服装は?」
「スーツ着ぃやとは言わへんけど、だらしないカッコはアウトや」
「無地のオープンシャツとチノで大丈夫でしょうか?」
「白、白やな?」
「はい」
「せやったらオーケーや。待っとるで」
「よろしくお願いします」
携帯を切って、予習をする。
「ふむ……」
とことん持論展開にこだわる、うるさいおじいさん。当然、その持論を受け入れない者に対しては強い敵愾心を燃やすんだろう。それは、母が私から遠ざけたかった人物の典型だ。自分だけを真善美と認めて、それ以外を異端視し、こき下ろす。いわゆる『俺様』。だけど、もし世の中の人間が全て俺様で出来ていれば、どの社会も国家もとっくに崩壊しているはずだ。そうなってないのは、むしろ俺様人種がマイノリティだってことを意味してる。
マイノリティの悲哀は何か? 同調者がいないことだよね。俺様度が高くなるほど孤立度も高くなる。集団の中に強制的に組み入れられていれば、その孤立感は歪んだ形であっても薄められるけど、一度集団の外に出てしまうと俺様を維持出来る容器はどこにもない。……俺様である限り、ね。
私は逆だ。決して俺様ではないと思うけど、マイノリティであるがゆえにずっと小さな容器に格納されていた。容器に収まること自体には異存ないんだけど、入れ物が小さ過ぎるっていうのがしんどい。それだけなんだよね。
容器から追放された者と、新たな容器を探す者の話し合い、か。話が噛み合うかどうかが極めて疑問だけど、会うだけ会ってみよう。まあ、私の方がずっと『変わってる』だろうからね。
◇ ◇ ◇
午後一時。私は事務所で、いかにも癖の強そうなおじいさんと向かい合っていた。小柄で、服装は整っている。杖を傍らに置いているから、かなりお年なんだろう。でも、見るからに攻撃的な匂いをぷんぷん発散している。
じろじろと私を見回していたおじいさんが、痰を吐くように言った。
「あんたが、ルイか」
「そうです。初めまして」
「ふん」
挨拶から、すでにコミュニケーションが成立しない……か。人を見下したような横柄な態度を、そこいら中にぶちまけてる。俺はカネを払ったんだから何でも言うことを聞けって、言い出しそうだね。
「いい若いもんが、昼間っからふらふらと」
「ええ。それがお気に召さないようであれば、これで帰りますが」
ジャブがカウンターで返ってきたことに、むっとしたんだろう。
「守銭奴の下衆野郎の癖に、口の利き方を知らないんだな」
「初対面の人にいきなり口汚ない罵声を浴びせるあなたよりは、はるかにマシかと」
「なにい!?」
「私は、自分の時間の一部を『誰かと話をする』ということに振り替えて、それで報酬をいただきます。プロフィールにそう書いたはずですが」
コピーを取っておいた自分のプロフをテーブルの上に置いて、自己紹介文を指差す。
「ここに書いてある通りで、私は自慢出来る特技もサービス精神も持ち合わせていません。せいぜいお話をするくらいしか出来ないので、そう書いてあるんです」
「く……」
「ですから。それ以外の要求には応えかねます。レンタルは諦めてください」
「話をすりゃあいいんだろ!?」
キレてどうするんだよ、おじいさん。確かに、これじゃあ相手するのはしんどいわ。
「話と言っても、あなたの演説を聞くのは話には入りませんので、念のため。あくまでも会話が前提です。それなら、お引き受けしますけど」
「ふん。おまえの話せるようなことはいくらもないだろうがな」
「そうでしょうか?」
額に何本も青筋をおっ立てているおじいさんを、化け物でも見るような目つきでちらちら見ていた中里さんは、呆れ顔で私の背中を叩いた。
ぽん。
「ルイ。
「はい」
◇ ◇ ◇
二時間プラス十分。ということは、契約の二時間に移動時間も含めるっていうこと。レンタル品を遠くに『持ち出される』ことを、そうやって防いでるんだろう。
「どこへ行きますか?」
「ついてこい」
「ここの近くですか?」
「つべこべ言うなっ!」
「場所が分からない限り、お付き合い出来ませんよ。契約時間が終わったら、私には十分しかないんですから」
「やかましいっ! 近くだ!」
ここで押し問答してもしょうがない。どこまでも横柄なおじいさんを信用しろと言う方が無理だと思うけど、おじいさんはどう見てもかくしゃくとはしていなかった。言っちゃ悪いけど、があがあわめく口以外はがたがたのよぼよぼ。私を遠くに連れ出す元気はどう考えてもなさそう。開き直って、黙って付いていくことにした。
電車で二駅先のオフィス街。やっと遠出をし始めたばかりの私にとっては、そこはテレビやネットでしか見たことのない異世界。そして、街路を歩く人通りが異様に少ないことに気味悪さを覚えた。
「なんか寂しいな」
「バカか! まともなやつは働いとる!」
ああ、それでか。私にはまだ曜日の感覚が乏しい。何日の何曜日かというのがあまり意味を持ってないんだ。このおじいさんにとっては、私は社会のクズ、ゴミ、穀潰しのろくでなしなんだろなあ。それは否定しないよ。
おじいさんの足は、大きなオフィスビルの間に挟まった小さな喫茶店の前で止まった。場所柄、昼はすごく混むんだろうけど、この時間は喧騒と無縁のようだった。おじいさんは、むすっとした表情のままドアを開け、さっさと奥に入っていく。私は、慌ててその後を追った。
「アイスコーヒーをくれ」
年配のウエイターに短く言い切ったおじいさんは、じろっと私を睨んだ。自分の注文は自分でしろということなんだろう。
「ああ、私は水でいいです」
「注文せんやつが店に入るな!」
「じゃあ、私はこれで……」
「飲み物買うカネもないのかっ!」
「ないですよ。私が自由に出来るお金は本当に限られているんです。さっきの電車賃も、私にはきついです」
「あんたは、これでボロ儲け出来るんだろうが!」
「このお仕事が完了すればね。これが私の初仕事です。それが終わるまで報酬が出ません。前払いじゃないんですよ」
そう。客とのトラブルを防ぐために、私たちが報酬をもらえるのは帰着後なんだ。勝手な延長を防ぐのと、客のリクエストにちゃんと応える姿勢を査定するため。理に適ってる。
「ちっ!」
苛立たしげにアイスコーヒーをもう一つ追加したおじいさんが、私の向かいの席で偉そうにふんぞり返った。
「自分の飲み食いする分も稼げない穀潰しが」
「そうですね。私が自力で稼ぐためには、まず母の管理から抜けなければならないので」
「なんだ、マザコンか」
「コンプレクスはありませんよ。囲い込まれて外に出られなかっただけです」
「はあ?」
「私の母は、極度の心配性で、私を家にずっと閉じ込めていたんですよ」
「ニートか」
侮蔑的な口調。本当に、嫌味が服を着て歩いてる感じだ。
「まあね。私は、それでいいと思ったことは一度もありませんけどね。でも、母の干渉が私を案じてのものである以上、それを
「寄生虫じゃないか。ろくでなしが!」
徹底的に攻撃的で、ひねくれている。こりゃあ、仲のいい友人、知人なんか出来そうにないな。一方的に縁切りされるばかりだろう。
「私が望んで寄生していたわけじゃないですよ。もし、あなたが私の立場なら、きっと私と同じようにせざるを得ないでしょう」
「ありえんな。俺はおまえのような腰抜けじゃない」
「へえー」
私は、ぽんと指を突き付けた。
「それならば、なぜ私のような社会不適合の不具者をいたぶって、悦に入っているんでしょう? 世間一般には、それは私以上に社会不適合の性格破綻者とみなされるはずですが」
「おまえのようなクズと一緒にするな!」
「じゃあ、私のようなクズを相手になさらずに、もっとまともな方とやり取りなさればいいじゃないですか」
「生意気な口を利くな!」
「それは無理ですよ。ちゃんと私のプロフをご覧になったんですか?」
「なんだと?」
「私は変わってると書いたはずです」
変わり者には正攻法が通じないんだよ。それくらいわかるだろうに。
「この年になるまで、私には敵対者が誰もあてがわれなかった。私の周りには理解者しか置かれなかった。そういう奇妙な環境下にずっといても、私は現実との橋だけは絶対に落とさなかったんです」
「橋だと?」
「そうですよ。母のガードがかかっていても、私はテレビやネットでいくらでも情報を仕入れることが出来ます。それは単なる知識や事実だけじゃない。そこにはものすごく多量の意思や感情が垂れ流されている」
スマホの画面をおじいさんに示す。もっとも、おじいさんがスマホを知っている世代かどうかは、私には分からないけどね。
「私がそれらに触れていられる限り、物理的な閉鎖環境であっても、私の意思や感情が封鎖されることはない。いつでも外への橋がかかっているんです。今回初めて単独で外に出てもそれほど違和感を感じずに済んでいるのは、そのためです」
僕の反撃スタイルはおじいさんの想定外だったんだろう。明らかな狼狽が見て取れた。
「おまえは……なんだ? 何者だ?」
「ルイですよ。レンタル屋のルイ。あなたが今見ている通りの人物です」
「そ……」
おじいさんが何か言いかけたのを、先手を打って潰す。
「母からがっちり囲い込まれていたと言っても、私は母の付属物じゃない。自分の意思や主張を母と無理に合致させることはしてません。ママがいなければ何もできないマザコンじゃないんですよ。私と母は違う。自分のエゴを外部の人に主張する機会が、今まで私になかったというだけです」
まだまだ。もういっちょ。
「当然、私の意思や価値観に合わない事象があれば、それは私の外に置いて評価せざるを得ません。あなたも、その一つです」
何一つ自分の攻撃が通じないことが、どうしても許せなかったんだろう。おじいさんが、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「クソガキが!」
「ははは。柳谷さん。中里さんの目の届かないところに引きずり出して言葉で痛めつけられれば、レンタルする相手は誰でもいい。そういう腐った性根をどこかで直さないと、もう誰も相手にしてくれませんよ?」
「うるせえっ!」
激昂したおじいさんが、両拳でテーブルを叩きつけた。アイスコーヒーの液面が激しく揺れて、一部がばしゃっとテーブルに散った。
「やれやれ。柳谷さんは私以上の欠陥品ですね。今日はしょうがないですけど、私は二度とあなたの申し出は受け付けません。人格否定する相手に好意的に振る舞えるのは、真正のマゾヒストだけでしょう。私は、いくらお金を積まれてもごめんです」
目を血走らせ、喉笛に食いつきそうな勢いで、息を荒げたおじいさんが私を睨みつけている。
「あなたは、こういう反撃を受けたことがないんでしょう? 理論武装、知識や経験の差、社会的なステータス、金の力。どれかで、必ず相手を屈服させることが出来るって信じ込んでる。そういうねじ曲がった信念には付き合いかねます」
テーブルの上に置かれていたコーヒー染みのついたレシートを拾い上げて、先に席を立つ。
「柳谷さんの言動は、私に対する露骨な侮辱行為です。私の契約不履行にクレームを付けるなら、私はあなたを名誉毀損で告発しますのでご承知おきくださいね。それでは、お先に」
私は、飲み物代をカードで支払った。現金の持ち合わせは確かにかつかつだよ。でも、馴化のプログラムを走らせるにはスターターキットが必要で、その中には軍資金も入ってる。決して大金じゃないけど、電車に乗ったりコンビニで何か買ったりするくらいは賄えるんだ。
大金持ちではないけどさ。すぐに自分を切り売りしなければならないほどのど貧乏でもないの。普通の人なら、私と会話している間にそういうのを汲み取ってくれるんじゃないかと思う。でも……。
「あれじゃなあ」
◇ ◇ ◇
二時間どころか、一時間もしないうちに事務所に帰着。
「あれ? どないした?」
「論外ですよ。口が悪いっていうレベルじゃないです。私は暴力行為は嫌いですけど、あれじゃあ気の短い人なら手が出ますね」
「やっぱり……あかんか」
「ええ。あとで金返せって言ってきたら、返してください。私がへました分は次ので相殺してくだされば」
「次があればな」
中里さんの論評は辛口だった。
「まあ、あのじいさんはしゃあないにしてん、態度ぉでかいやつなんかざらにおるで。一々ブチ切れとったら仕事にならんわ」
「いや、私は切れてはいないんですけど。切れたのは柳谷さんです。私が、柳谷さんの悪口を全部お返ししたので」
「はあ!? あんたがか?」
「楽勝です。人を傷付けるようなことしか言わない傲慢な人は、完璧な自分が絶対に傷付かないと思ってる。そこだけ引っくり返してやればいいんですから」
「はあ?」
中里さんも、私を脳足りんと思っていたのかな。だとしたら、そのイメージは今のうちに壊しておきたい。
「全否定を全否定で返す必要はないんです。一部否定でいい。あんたの言うのは、ここがおかしいよってね」
「それえ、あのじいさん認めたん?」
「認めるわけないですよ。あのおじいさん、今はプライドしか残ってないから」
「せやろなあ」
「私は間違いなく弱者なんで、おまえはぼろぼろじゃないかって言われても、そうですねとしか答えられません。返事に感情が入らないんです」
「ほう」
「あのおじいさんは、それにかちんと来たみたいで。何を言われても聞き流せばいいんでしょうし、私もそうするつもりだったんですが、あまりに侮辱的な言い方だったので、あのおじいさんの言い方を少しだけ真似しました。言い合いにならない程度にね」
「うーん、あんたえらいインテリやな」
「ええー? 違いますよー。私は学校に行ってません」
「へ!?」
中里さんが、思い切りのけぞってる。
「私が登校拒否したわけじゃないですよ。そうですね。一種の病気みたいなものかな。母が心配して家に囲い込んだんです」
「うーん。それにしてん、あんたはすごいまともに見えるんやけど」
「自分ではまともだと思ってます。学校には行けませんでしたけど、家庭教師がずっと付いていたので、学力も性格もそんなにど外れじゃないかなあと」
「ああ、それでか。確かにな。あんた、すっごいまともや」
中里さんがそう言ってくれて、ほっとする。
「ははは。嬉しいです」
「まあ、これまで何があってん、今のあんたがそのまんまあんたや。それでええやろ」
「はい」
「あのじいさんみたいになってもうたら、もうだあれも見てくれへんわ。どんなに金ぇ積んでもな」
「ええ。それは……悲しいなあと」
それと。私は一つ気になったことを口にした。
「あの、中里さん」
「うん?」
「あのおじいさん、中里さんが知ってる頃より、もっと病的に悪化しているような気がするんです」
「病的、やて?」
「はい。自分の自慢話や常識論的な説教がほとんど出て来ませんでした。切り出すタイミングの問題じゃなく、論が組めない。悪口しか言えない。パターン以外の部分がもう壊れてしまってる」
「壊れてもうてる……か」
「ええ。認知症が始まってるんじゃないでしょうか?」
「あんた、ほんまによう見てるな」
「今まで見ることしか出来ませんでしたからね。どうしても」
「さよか」
中里さんは、顔をしかめてふうっと大きな溜息をついた。
「次ぃあったらどないするか、やな」
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