MOIの由来
俺は記憶喪失になった事がある(大マジ。
まぁ引くな、引かずに聞け。
東京に来て専門卒業後フリーターを2,3年していた俺様なんだが
その頃突然記憶が曖昧になってしまうのだよ。
自分の家の電話番号も実家の家の電話番号も忘れてしまうのだよ。
ちなみに自分の名前は覚えていて自分の今までしてきたこととか全て忘却してるという様。
今なんで昔のことが分かるのかって?だんだん思い出したからなのだよ(なんか怪しいけど。
ともかくその時期自分の過去の写真とか記録とか見ると新鮮味があった。
まるで自分じゃないかのごとく、これって俺なの?へぇ俺ってこんなことしてたのかみたく。
またゲームなんかには都合よく始めてやるゲームの状態で買ったあったものが全て楽しいのだ。
けどなんか気力がないみたいな状態になりしばらく自分取り戻しに必死だった記憶がある。
そんな感じで俺は再度そんなことになった時のためにメモリーを残そうと思う。
MOIのメモリーである、松崎しげる的な感じである
まずはMOIの由来だな。
小学校のときからの愛称から使ってるものでもあるんだが
「もいもい」はドラクエでも常に使っていたからな、そっちの方が馴染むであろう。
そしてその「もいもい」にもまた由来がある。
うちの親父方の一族は親族が集まると麻雀してたんです。
バーちゃんがとても麻雀好きだったのかなんだかで親戚が集まると麻雀大会でした。
そんな中ばーちゃんや親父の後ろで見ていた俺は壱索を痛く気に入ってました。
幼少時なので壱筒じゃないのかという突っ込みはナシで。
俺はそれを「むぃむぃ」と名づけたそうです。
2歳半くらいまでほとんど喋らなかったという俺の中で物心付く前の記憶にある言葉がそれ。
それを元に「もいもい」なんです。
・・・わざわざ説明するほどでもないって?いや由来は重要であろう(汗。
小学校のときは近所の勉強できそうな小太りのメガネっ子が(彼は後にビジュアル系バンドを組む)
俺のことを「もいしょ」とか妙な愛称で呼んできて定着、それを気に入る俺も俺。
年賀状に「ああめでたい、byもいもい」と一斉送信するくらい気に入ったらしい。
もちろん目上の人にまでそんな感じで送りお説教を喰らったのは仕方ない事である。
中学で何故か業界用語のゴトク逆から読まれ「しょいも」から発展し「しょり」とか呼ばれる。
たまにチャン付けで呼ばれるときもあるのでオカマっぽい奴に名前呼ばれた時は
もう「何番テーブルご指名です」状態です。
今でも田舎に帰るとそんな呼ばれ方をする時がある、MOI激赤面である。
高校入ってさすがに苗字で呼ばれるが中学から付き合いがある連中はそのまま呼んでくる(汗。
中学からの悪友でなんか高校入って偉くヤン化してしまった奴のクラスに
北斗の拳に出てきそうなアウトローな人がいた(仮にK君としよう)。
頭の色が緑に変貌した中学の時からの悪友(仮にM君としよう)があるときk君を遊びに連れてきたんです。
K君は見た目と裏腹にゲーム大好きでとても優しく気は優しくて力持ち肌な人でした。
Mも俺もかなりなゲーマーだったのでもちろん連れとなります。
俺はもちろん喧嘩が弱いのでK君によく助けられます、Mはよく俺に突っかかってきたのでしょっちゅう喧嘩です。
俺様喧嘩強いのに俺に本気で怒らない欲しいと思ったものでした。
そんな中K君は俺の「もいもい」というあだ名をいたく気に入ります。
理由が「だって可愛いじゃん♪」・・・その目の下にクマがあり人を目で凍らせる顔で可愛いといわれても・・・俺としても微妙な(汗。
そんなこともあり俺は「もいもい」として生活することになったのです。
そして学校を卒業し専門学校ではさすがにそんなこと知る人はいません。
まったりと普通に苗字で呼ばれて卒業していきます。
しかし、その後K君がうちの近所に住んでいるとの情報が入ってきたのです。
彼は東京に単身やってきて仕事場の寮に住んでいました。
会ったときの彼はとてもやつれていて大変な生活をしているようでした。
そしてやはりゲームにとても飢えていました。
ここでMOI君もちろんお勧めゲームを貸してあげます、スーファミの第3次ロボット大戦デス。
・・・彼はゲームに没頭して引きこもっちゃいました・・・。
まぁそんなこんなで再開を果たして酒飲んでたりした中で言われたんです。
「もいもいって名前捨てたらゆるさねぇからな♪」目がマジだったよ(汗。
酒飲んでる席だったので本人も覚えてないことでしょう。
でもそうか・・・そんなに大事な名前なのかと再認識します(思い込み勃発。
それ以来僕はこの愛称を愛してやまなくなりました。
自ら名乗るくらいにお気に入りとしています、ていうか他考えるのめんどくさい。
たまにMOIの後ろにAKGが付くがこれは専門時代のバンドの名前。
適当に音響科なのでマイクのメーカーでいいんじゃん?とかでつけました。
メンバーいわく俺が赤毛だったのでとのことだが不本意なのでそんな理由却下。
余談として赤毛と漢字で書いてカタカナのホモに読めそうということもあったりなかったり。
まぁそういうことで俺の名はMOIなのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます